【相談内容】
特別区経験者採用2級職の受験を検討しています。そこで質問なのですが、これまでの職務経歴の中で、マネジメントをした事がありません。
チームリーダーになった事はありますし、後輩の育成もしてきましたが、それらをマネジメントと呼ぶのかは分かりません。論文や面接で出せるネタが本当に少ないので不安があります。
給与面や職位が付く点で2級職に大変魅力を感じていますが、こんな私でも2級職を受けて合格ができる勝算はあるのでしょうか。
【はじめに】
特別区経験者採用の2級職では、マネジメントの経験を問われることが少なくありません。
だからこそ、まずはこの「マネジメント」というテーマについて、2級職受験を検討している皆さんに考えるきっかけを提供したいと思います。
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マネジメント経験
そもそも
まずはこの点から考えてみましょう。
学者の数だけ定義があると言っても大げさではありませんが、それらに共通する要素を抽出すると、マネジメントとは
の総称だと言えます。
ですから、組織の目標や課題に自分一人で向き合うのではなく、「他者を通じてその目標・課題にアプローチした」経験があるなら、それはマネジメント経験と呼んで差し支えありません。質問者さんには、チームリーダーの経験も後輩育成の経験もあります。
チームリーダーになったということは、他のメンバーに目標や課題にアプローチしてもらった経験があるということ。後輩を育成したということは、育成を通じて組織の課題や目標の達成に関わってもらったということです。
マネジメント経験を抽象的に振り返るのではなく、過去の職務経歴の中で
・他者を通じて組織の課題を解決した
といった経験を、具体的に振り返ってみてください。
ネタがないなら増やす
次に、
という点についてです。これに対する答えは、
この一点に尽きます。
「こうすればたちどころに解決する」という必殺技はありません。ネタがないのであれば作る、0なら1にする。その努力はどうしても必要になります。
実際、Gravityの受講生で「ネタが少ない」という方には、本試験までの間に使えそうなネタを日々積極的に集め、言語化して整理しておくよう伝えています。地道な努力が何より重要です。
ネタが少ない方にありがちなのが、過去の合格者の体験をそのまま借用して話そうとすることです。しかし、面接時間が非常に長い特別区経験者採用では、借り物のエピソードは深掘りされて答えに詰まり、そこで終わってしまいかねません。
自分が経験していないことを話す、という発想は基本的にNGです。ネタやエピソードが少ないなら、まずは増やそうという意識を持つことが大切でしょう。
日々の職務では、さまざまな課題にぶつかっているはずです。その体験をネタやエピソードに転換できないか。少ないなら増やせないか。そうした姿勢で臨んでください。
気づいていないことも
ただし、2級職の受験生の中には、実際にはネタやエピソードがあるのに、それをネタとして認識できていない人も多くいます。
受験生と個別面談を重ねていると、前回は出てこなかったエピソードがふとした拍子に出てきて、本人は
と言うのですが、我々プロから見れば
・そこをストーリーの本筋に据えていきましょう!
というケースが少なくないのです。
自分ではガラクタだと思っていた経験が、実は宝の山だったということは珍しくありません。では、どうすればそれに気づけるのでしょうか。
まずは、過去の経験を丁寧に言語化し、整理しておくことです。
・こんなこともあった
・こういう体験もした
といったものをノートに丁寧に書き出し、それをプロの講師に見てもらうのが一つの方法です。
相談先はGravityである必要はありません。さまざまな会社が個別面談や個別コンサルティングを提供しています。ご自身の過去の体験を整理したうえで、
とプロに相談してみましょう。
自分一人では気づけないことでも、他者の視点を借りることで気づきを得られるものです。一人で悩まず、第三者の力を借りることも検討してみてください。
今回の質問への回答は以上です。質問者さんも、この記事を読んでいる皆さんも、ここからが本当の勝負です。頑張ってください。
なお、辞退後の再チャレンジについては、下記の記事で詳しく解説しています。
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