今回は、特別区経験者採用 面接対策としての区役所訪問というテーマでお届けします。
本試験からしばらく経ち、リフレッシュできた方も多いでしょう。ここからはいよいよ本格的な面接対策に入りますが、その前に、ぜひやっておいてほしいのが区役所訪問です。
今回は区役所訪問を中心に、面接対策として何をしておくべきかを解説します。
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区役所訪問
面接対策としてやっておいてほしいこと。結論から言えば、区役所訪問です。
希望区は人それぞれですが、その希望区の区役所を、ぜひ一度見学しておいてください。
「どうして?」と疑問に思うかもしれませんが、理由はいたって明快です。面接で聞かれるからです。
「区役所に来たことはありますか?」「来たときの感想を教えてください」といった、「区役所に来たことがあるか」に関連する質問は、実際に面接で出ています。
私自身も聞かれました。人事委員会面接でも聞かれましたし、第1希望区だった新宿区の区面接でも聞かれています。
つまり、人事委員会面接でも区面接でも、区役所見学について聞かれることがあるということ。だからこそ対策をしておいてほしいですし、そのためにも見学に行っておいてほしいのです。
参考までに、私の場合は新宿区に住んでいたことがあり、新宿区役所の本庁舎・分庁舎・出張所などに足を運んだことがありました。そのため、何を聞かれても大丈夫という状態でした。
一方で、希望区に住んでいない、行ったことがないという方も当然いるはずです。そうした方にとって、面接で聞かれるのは怖いもの。面倒くさがらずに、区役所見学に行っておいてください。
合格者体験談
実際、Gravityの特別区経験者採用合格者も、本庁舎・分庁舎・出張所に足を運んでいます。直近でGravityの合格者が区役所見学について参考になる投稿をしていたので、ここで紹介します。

この方は第1希望区に合格しただけでなく、関東の非常に大きな市役所にも合格した、ダブル合格の方です。
このように、確実に合格する方、上位で合格する方ほど、区役所(市役所)見学をしっかり行っているという印象を強く持っています。
面接試験が不安な方、面接でアドバンテージを取りたい方ほど、区役所見学をしています。より広く言えば、「足で稼ぎにいく」という意識が非常に重要です。
皆さんも上位合格者を見習って、しっかりと区役所見学をしておいてください。
3つのポイント
最後に、区役所見学を行う際の3つのポイントを解説します。
①改善点を探してみよう
1つ目は、改善点を探してみようということです。
先に紹介したGravityの合格者は、ただ区役所に行くだけでなく、「何か改善点はないか」を探しながら見学していました。これは非常に重要なことです。
面接では、「区役所見学をしたことがありますか?」だけでなく、「何か改善できそうだと思ったところはありますか?」という変化球を投げられることもあります。単に「行きました」というだけでは物足りないのです。
区役所に行くだけで終わらせず、ほんの少しでもよいので「もっとこうしたらよいのに」と思えるポイントを探し、その点を言語化しておいてください。
これが1つ目、改善点を探してみようということです。
②属性を意識してみよう
2つ目は、属性を意識してみようということです。何の属性かというと、「区役所に来ている人たちの属性」を指します。
先に紹介したGravityの合格者も、「属性を意識しながらいろいろな人を眺めていた」と述べていました。高齢者、若者、外国人の方など、さまざまな属性があります。そこに着目することは、必ず役に立ちます。
なぜなら、入庁してから実際に向き合う相手が、その人たちだからです。
区役所には本当にいろいろな方が来ています。高齢者はもちろん、若者、外国人の方、子ども連れの方もいるでしょう。そうした人たちを意識して見ることで、「この区にはこういう人たちが来ているのか」と肌で感じることができます。
区役所に来ている方々を観察した経験は、区役所見学以外のことを聞かれたときにも役に立ちます。
たとえば、「区役所を見学したときに、こういう方々が非常に多いのを目にした。だから自分が窓口で住民対応をするときには、こういうことを意識したい」という形につなげることができます。
実際に見学に行かないと、どのような属性の方が窓口に多いのかは分かりにくいものです。何より、自分が目撃した情報のほうが、スムーズに言葉が出てきます。
区役所見学に行った際には、実際に来ている方々がどのような属性なのか、ぜひ注目してみてください。これが2つ目です。
③すべては行ってから考えよう
3つ目は、すべては行ってから考えようということです。
この記事を読んでいる方の中には、区役所で何を見るのかを事細かに決めてからでないと、見学に行っても意味がないと感じている方も少なくないでしょう。
しかし、行ってみないと感じられないものは、非常にたくさんあります。行く前に「これを見る、あれを見る」とすべて決めてからでないと行かない、という姿勢では、区役所見学はどんどん先延ばしになってしまいます。
これは「行動と思考の順番」の問題と言ってもよいでしょう。上位で合格している人たちは、思考する前にまず行動しています。行動したあとで、そこで得られたものをもとに考える。つまり行動が先にあり、思考はそのあとです。
一方、残念ながら不合格になってしまう方は、行動の前に思考がある、という印象を強く持っています。行動する前に思考を完璧に整理し、まとめてからでないと行動に移せないのです。
しかし、思考が完璧にまとまることはおそらくありません。結果として、行動に移せないまま終わってしまいます。
「百聞は一見に如かず」という言葉があります。「区役所のこういうところを見学するとよい」「こういうものを見てこよう」といくら言われても、一度区役所見学に行くことには勝てません。
「どこを見ればよいのだろう」と悩みすぎるよりも、「とりあえず行ってから考える」「行けば何か得られるだろう」という、行動を優先する姿勢を持ってください。
以上、区役所見学の重要性と、見学の際のポイントを解説しました。区役所見学は面接対策のほんの一部にすぎません。しかし、区役所に関する質問は比較的よく聞かれている印象があります。
軽視せずに、実際に区役所へ足を運ぶことを大切にしてください。
なお、人事委員会面接の対策については、下記の記事で詳しく解説しています。

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