今回のテーマは「特別区経験者採用試験 1位合格者の特徴」です。
昨年、Gravityからは2級職の事務職と1級職の福祉職で、それぞれ1位合格者が出ました。そこで、これから特別区の合格を目指す受験生に向けて、この2人の1位合格者の特徴について解説していきたいと思います。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
まず2級職事務職で1位合格されたFさんの特徴について、筒井先生からご説明をお願いします。
Fさんには様々な特徴がありますが、ここでは2つのポイントを強調したいと思います。
1つ目は、圧倒的に柔らかい雰囲気です。
どういうことかと言いますと、2級職を受験される方々は一般的に40代以上、中には50代の方もいらっしゃいます。そういった方々は会社の中で要職についていることが多く、貫禄のある方が多いのです。
これはポジティブな面もありますが、面接官から見ると、少し偉そうに見えてしまうこともあります。普段、威厳を保つ必要があるため仕方ないことですが、その中でFさんは雰囲気が圧倒的に柔らかかったのです。一切角が立つこともなく、トゲも感じさせない、非常にマイルドな雰囲気をお持ちでした。
2級職に合格される方は、1位の方に限らず、このような雰囲気を持っている方が多いと感じます。例えば、奥田先生の個人チャンネルでも2級職合格者との対談動画をアップしていますが、そこに登場する年配の合格者も、とても柔らかい雰囲気を持っています(※詳細は下記のリンクから)。
面接でも偉そうな感じがなく、とても柔らかい印象を与えるため、好印象につながったのだと思います。これが一つ目の特徴である圧倒的に柔らかい雰囲気です。
2つ目は、自分の言葉で話ができているという点です。
先ほど申し上げたように、2級職を受験される方々はかなり年配の方が多く、面接が非常に久しぶりという方が大半です。そのため、面接でどこかぎこちなさが出たり、自分の気持ちで話しているつもりでもかしこまりすぎて、どこか借りてきたような言葉という印象を与えてしまうことがあります。
しかし、Fさんは完全に自分の言葉で話ができていました。話す内容も本音を中心に、しっかりと自分なりの回答を練り上げていた印象があります。
ぜひ皆さんも、自分自身の言葉で話せているか、今一度チェックしてみていただきたいと思います。
次に、1級職の福祉職で1位合格されたTさんについて、私の方から紹介したいと思います。
まず、このTさんは正社員ではなく、自治体の会計年度任用職員として働いており、それまでにも転職歴がある方でした。この方には大きく2つの特徴がありました。
1つ目は、論文対策を非常に頑張っていたことです。
Tさんはとても心配性で、「私は面接も苦手なので、面接で高得点は取れません。論文で頑張ります」とおっしゃっていました。
そして、それを実行に移し、論文では何度も添削を受け、貪欲に論文対策に取り組んでいました。その結果、論文で高得点を取り、さらに面接でも高得点を獲得し、1位合格となりました。
2つ目の特徴は、面接対策にも真剣に取り組んでいたことです。
具体的には、私との模擬面接の際、自分の様子をカメラで撮影し、それを後で復習して、話し方や身振り手振りなどを一つ一つ丁寧に分析していました(※カメラ撮影の重要性については下記のリンクから)。
また、模擬面接で私から受けた指導内容をノートパソコンに入力し、それを復習・改善して次の模擬面接に臨んでいました。
つまり、模擬面接で指摘を受けては改善し、また指摘を受けては改善するという、高速でPDCAサイクルを回して対策を進めていたのです。
これら2つの取組により、結果的に1位合格となりました。
皆さんも、今日の内容を参考に、貪欲に試験対策に取り組んでいただければと思います。
特に、自分が希望する区、第一希望の区に行くためには、他の受験生よりもあと一歩の努力が必要です。是非一緒に頑張っていきましょう!
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