【特別区】取組・政策・課題まとめ集|2024年版

特別区の取組や政策、課題などをまとめています。

先進的な取組や全国に先駆けた政策、各区に共通する課題など、最新かつ重要なものだけを厳選しました。

Ⅰ類・Ⅲ類・経験者採用・氷河期採用・障害者採用など、採用区分にかかわらず参考になると思います。
これらの内容を参考に、論文試験や面接試験など、特別区の対策を進めていきましょう!

なお、X(旧Twitter)でも特別区の最新情報を提供中です。

※随時更新しておりますので、定期的にご確認ください。

2024年

【板橋区】
✅板橋区が「コロナ禍での区の対策」をまとめた記録冊子を発行した
✅同区が対策本部を立ち上げてから、5類感染症に移行するまでの1193日間の全記録である
✅将来発生しうる新たな感染症や危機状況への備えにしたいとのこと
ザっと目を通しましたけれども、間違いなく将来役立つ貴重な資料だと思います。板橋区志望者は勿論のこと、危機管理等に興味のある受験生にとっても参考になるでしょう(概要に目を通すだけでもOK)。
【江東区】
✅江東区が、障害者が遠隔で操作する「分身ロボによる接客」を区役所で導入する
✅スマホやPCで遠隔操作できるロボを区役所売店に設置
✅重度の障害があっても接客が可能であり、障害者の就労と社会参加に繋がる
今度江東区役所を訪れる際には、是非接客を受けてみたいですねぇ。
【特別区全般】
総務省から、東京都の総人口が1408万人になったことが発表されました。前年比で都道府県の中で唯一の増加となります。都内の人口が「1408万人」ということは覚えておきましょう。なお、高齢化率は22.8%となっています。
【渋谷区】
✅渋谷区が、証明書交付手数料をスマホで0円(!)・コンビニで10円にすることを発表
✅無償化・減額により住民負担を軽減する
世田谷区も類似の取組を実施していましたが、年度末限定でした。「0円」というのもキャッチーです。「流石は渋谷区!」という取組ですねぇ。
【品川区】
✅品川区が男子のHPVワクチン接種費用を全額補助する
✅同ワクチンは子宮けいがんなどの原因となるウイルスへの感染を防ぐ
✅全て自己負担の場合5万円かかる費用を全額補助
全額補助はこれまで中野区のみでしたが、男性だけでなく、女性を守るという意味でも価値ある取組です。
【港区】
港区が、4月から全ての行政手続をオンラインで申請ができるようにすることを発表しました。全ての行政手続をオンライン化するのは「都内初」となります。区民にとってもサービス向上が大きく図られる取組です。
【文京区】
✅文京区と東大が、脱炭素に向けて連携する
✅同区はゼロカーボンシティ宣言を行っており、温室効果ガスの排出量削減は喫緊の課題
✅そこで東大と連携し、学術研究の成果を活用した脱炭素に取り組む
こういった連携は、大学・研究機関が数多く立地する特別区ならではですよね。
【 豊島区】
✅豊島区とアニメイトが連携し「街歩きゲームイベント」を実施する
✅謎解きを楽しみながら街の魅力を知ることができるイベント
✅同区の防災公園「イケ・サンパーク」も舞台に
「サブカルの街」×「ウォーカブルな街」という、豊島区の特徴がしっかり活かされた良い企画ですね。
【目黒区】
目黒区が、ふるさと納税での新たな返礼品として、金属の溶接体験を導入しました。小学館や地元企業と連携し「コロコロコミック」のロゴが入ったメダルを作成できます。目黒区では、子どもにものづくりの魅力を伝えることも目的としています。
【自転車の盗難対策として集合住宅に防犯カメラ設置】
✅江戸川区が「集合住宅への防犯カメラ設置」に取り組む
✅同区は自転車の盗難件数が都内ワースト
✅そこで抑止を狙いとしてカメラ設置に踏み切った
まずは効果検証を行うようですが、実は「自転車絡みの話」は、身近なトピックとして面接で聞かれている受験生が結構います。
【ライドシェアが特別区などで開始】
✅4月から23区で「ライドシェア」が始まる
✅ライドシェアとは、一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶサービス
✅背景には都市部でのタクシー不足がある
直近のトピック&モロに特別区が絡む内容ですから、面接用に把握しておきたいですね。

【福祉避難所 墨田区が開設訓練を実施】
墨田区が、災害時に高齢者や障害者が利用する福祉避難所の開設訓練を初めて実施しました。住民の中には、一般の避難所ではケアが困難な高齢者や障害者がいらっしゃいます。高齢化が進む中、「福祉避難所」の開設の重要性が高まっています。

【特別区の半数以上が避難所対策を強化】
✅NHKが「災害時の避難所の備え」に関する調査を実施
✅新年度予算で備蓄を増強するなど、多くの区が対応を強化する方針だと判明
「避難所環境の改善」を目指す区もあれば「福祉避難所の体制強化」を目指す区もあるなど、地域特性の違いが対応策の違いを生んでいる点も注目です。
【東京都がマンションの防災対策強化へ】
✅都庁がマンションの防災対策を強化する
✅簡易トイレの準備や、非常用発電機の設置にかかる費用を補助していく
1400万人の都民のうち900万人がマンションなどの集合住宅に住んでいることを踏まえると、重要な取組ですね。東京都のこのような特徴は特別区受験生も要チェックです。
【港区 医療的ケア児がいる家庭へタクシー券給付へ】
港区が、医療的ケア児がいる家庭への支援を拡充します。具体的には、年間5.2万円分のタクシー券を支給し、頻繁な通院における経済的負担の軽減を図ります。なお、今回の取組は都内の自治体で「初めて」の事例となります。
【江戸川区、HP内検索でチャットGPT導入】
江戸川区が、公式HPのサイト内検索に「チャットGPT」を導入しました。これは「全国初」の取組となります。
また、江戸川区の公式HPにおいて「ユニバーサルデザイン・フォント」が導入されたことにも注目です!
【外国人の新聞配達員が子ども見守り活動へ】
東京都が、新聞社と連携して、外国人の新聞配達員による子どもの見守り活動に取り組みます。近年東京都では、地域の防犯活動に外国人の参加を進める取組を推進しています。例えば、コンビニに勤務する外国人による子どもの見守り活動などは、東京都がすでに実施しています。今回は新聞社と連携ということで、地域で広く活動する新聞配達員と連携することで、地域の「監視の目」を広げることが狙いです。東京都が取り組む「地域防犯への外国人の参加」については、特別区志望者も参考になりますので、論文対策などでのネタとして把握しておきましょう。
【プラレールやトミカの公園 葛飾区とタカラトミー29年度開園】
葛飾区が、地元のタカラトミーと連携し、新たな公園を整備します。鉄道玩具のプラレールやミニカーのトミカの世界観を感じられる公園ということで、2029年に開園の予定です。葛飾区の新たな名所となることに期待ですね。
【世田谷区 在宅避難の防災用品 1人3千円分を提供へ】
✅世田谷区が、防災用品をそろえたカタログギフトを区内全世帯に配布する
✅各世帯で不足しているものを1人3000円分自由に選ぶことができる
昨年の江東区の取組を参考にしたということで「他区の良い取組をすぐ取り入れる」という特別区の気風を感じさせる取組ですね。なお、世田谷区が参考にした江東区の防災対策については、下記のポストからご覧いただけます。1年前のポストですが、こういうふうに各区の取組を継続的に見ていくと「特別区が何を重視しているのか」「どう取り組んでいるのか」がハッキリ見えると思います。
【葛飾区、EVの実証実験を2024年度も継続】
葛飾区が、低速で狭い道も走れる電気自動車「グリーンスローモビリティ」の本格導入に向けて実証実験を行います。地元住民らがボランティアで運転手を務め、地域の高齢者などが利用しています。「地域の足の確保」として注目の取組です。
【空き家最多5万戸の世田谷区】
世田谷区が抱えている課題として「空き家問題」があります。世田谷区には5万戸の空き家があり全国最多となっています。空き家問題は世田谷区に限った話ではなく、その他の区においても問題となっているため、特別区全体の問題と言えるでしょう。空き家の存在は景観の阻害や治安の悪化、倒壊のリスクなど多様な問題を引き起こす原因となるため、対策が求められます。
【特別区で学童の待機児童問題が深刻化】
東京都内(特に23区内)において、「待機児童問題」が深刻化しています。この「待機児童」というのは、「保育園」ではありません。「放課後児童クラブ(学童クラブ)」において待機児童が増加しています。放課後児童クラブとは、厳密に説明をすると、「児童の保護者が仕事等によって昼間に家庭にいない場合に、小学校の児童に対し、適切な遊びや生活の場を与える場所」となります。2023年の東京都内での待機児童数は3524人であり、全国の都道府県で断トツの1位となっています(2位は1900人の埼玉県)。このような状況を踏まえ、区内で待機児童が増加している墨田区では、2025年4月までに学童クラブを3つ新設することを発表しました。墨田区では、毎年、区内の児童全体の6割が学童クラブの利用を希望している状況です。もちろん、ほかの区も待機児童対策を進めています。東京都内で「共働き」が増加している状況を踏まえ、東京都や特別区では「子育て環境の充実」に向けて、学童クラブの待機児童問題に取り組むことが求められています。受験生は、東京都や特別区が抱えている課題の1つとして、「学童クラブの待機児童問題」を覚えておきましょう。
【都内企業の休廃業が過去最多に】
2023年の東京都内の企業の休業や廃業が、調査開始以降で過去最多となったことがわかりました。2年ぶりの増加となった背景には、物価高騰や人手不足があります。受験生は特別区内の現状について把握をしておきましょう。
【障害者雇用、東京都は全国最低水準】
東京都の障害者雇用が全国で最も低い水準となりました。 国が定める「法定雇用率」を達成した企業の割合に関して、東京都は約34%で最下位となりました。 中小企業での雇用が低水準であることが原因であり、今後は中小企業にによる障害者雇用の促進が求められます。 一方で、中小企業においては、障害者が働けるようにするための環境整備を進めることが大変であり、資金面やノウハウ面で困難があることも指摘されています。 行政としては、このような環境整備をいかに支援していくかが重要となってきますね。 なお、東京都では2030年度までに障害者雇用の4万人の増加を目標に掲げており、中小企業へのサポートを強化しています。 今後は、東京都と特別区がそれぞれの方策やアイデアで取組を進めていくことが求められます。
【品川と大田が連携して地域活性化へ】
品川区と大田区が、相乗効果による地域活性化を目指してスタンプラリーを共同で実施します。 隣接する区同士でイベントを開催し、来街者の周遊を促すことが狙いです。 特別区志望者は「各区での連携」にも注目していきましょう。
【品川区 コンビニにAED設置へ】
✅品川区がコンビニへのAED設置を推進する
✅現状ではAEDの多くが公共施設の中などに設置されており、施設が閉じていると使用できない
✅そこで24時間営業のコンビニへ設置することに
既に区内コンビニの3分の1以上への設置を決めているそうで、災害対策としても有効でしょう。
【インパクト抜群の区報】
足立区が、インパクト抜群の広報で注目を集めています。日頃の広報活動において、区民が関心を持ち区民に届く情報発信は極めて重要です。足立区志望者は、足立区の工夫に注目しながら「あだち広報」を読んでみましょう。なお、千代田区も独自の広報に積極的です。これまでも、ドラえもんとのコラボや、ゴジラやエヴァンゲリオンをモチーフにした広報紙を展開しています。千代田区志望者は、過去の広報誌にも注目です。
【特別区の予算案、防災力強化が主軸に】
✅23区の新年度予算案で「防災力強化」が鮮明に
✅携帯トイレなどの備蓄品の拡充や、デジタル技術を活用した安否確認システムの導入など
都庁がハード面での防災対策を進め、特別区がソフト面(意識啓発など)での充実を図っている印象。「防災」は今年外せないテーマですね。
【北区 耐震性が不足している木造住宅の耐震化助成拡充】
✅北区が「木造住宅の耐震化」に向けて助成を拡充する
✅同区には、十条や赤羽など、古い建物が密集する「木造住宅密集地域」が多く存在
木造住宅の耐震化については、練馬区も助成拡充を発表しています。特別区の防災におけるトレンドとして、把握しておくとよいでしょう。
【特別区論文 重要テーマ2024】
各区の新年度予算案が続々と公表されています。各区の予算を見ると、能登半島地震の影響もあり、「防災対策」に関する対策の拡充が目立ちます。特別区の論文対策において、「安全安心」や「危機管理」がキーワードになってきそうですね。
【千代田区と三菱地所、災害時の情報発信で連携】
✅千代田区と三菱地所が災害時の連携協定を締結
✅災害情報を集約・共有し、帰宅困難者に発信する
首都直下地震が起きた場合、同区だけでも帰宅困難者は4万人を超えると見込まれます。特別区全体で見ても、帰宅困難者に向けた情報発信は非常に重要だと言えるでしょう。
【江戸川区 区全域に防災用カメラ200カ所設置】
江戸川区が、大規模地震の発生時にリアルタイムで区全域の情報を収集するため、200か所に防災用カメラを設置することを公表しました。これまでは、職員による現地確認やSNSでの情報収集などが行われていましたので、災害対応が効率化されます。
【目黒区とNTTがデータの利活用で連携】
✅目黒区とNTTが「データの利活用」についての連携協定を締結
✅NTTのデータ分析技術を活かし、同区におけるデータの利活用を推進
過去に論文で出題された「先端技術の利活用」、そして重要テーマである「デジタル化」ともリンクする取組ですね。
【渋谷区と札幌市がスタートアップ育成で連携】
✅渋谷区と札幌市がスタートアップ育成の連携協定を締結
✅実証実験の場所の提供や創業時のノウハウの共有を進めていく
土地の狭い23区ではできない実験も、広大な北海道なら実施しやすいでしょう。「企業支援」「地方との連携」で引用できる取組ですね。
【練馬区 「木密地区」の住宅の耐震化促進】
✅練馬区が「住宅の耐震化」に向けて大幅に助成を拡充する
✅同区では、災害時に火災や倒壊の危険がある「木造住宅密集地域」が課題となっている
「木密地域」は特別区の防災における大きな課題です。防災は論文でも頻出のテーマですから、こういう取組を参考にしましょう。
【大熊町、再エネ電力を中央区へ】
✅中央区と大熊町(福島県)が再生エネルギーに関する協定を締結
✅同町の太陽光発電所で発電した電力を、中央区で活用する
大熊町は東日本大震災において全町避難を経験し、現在は再エネの振興を復興の軸としています。そのため、この取組は東北の復興支援にもなるでしょう。
【杉並区、路面で太陽光発電】
✅杉並区が区役所前の広場で太陽光発電を開始した
✅地面に設置できるタイプの太陽光パネルを活用
✅発電量などを検証し、再エネの普及を目指す
23区内は土地が狭く高いので、庁舎の敷地を活用するというのはグレートなアイデアですね。まち歩きの際には是非見ておきましょう。
【災害時のHP代行】
✅練馬区が、災害時に他自治体のHPで情報発信を行う訓練を実施した
✅災害時は、サーバーや通信機器の損壊により区のHPで情報発信ができなくなる可能性が
✅そのため、同区は前橋市と協定を結び、緊急時に同市HPからも情報発信ができる態勢を整えている
この取組イイですよねぇ。
【世田谷区、住民税納付対応のスマホ決済を拡充】
✅世田谷区がスマホでの税納付サービスを拡充している
✅同区は区民満足度向上の一環として、スマホによる税納付サービスを2022年に導入
✅今回「楽天ペイ」と「ファミペイ」でも納付が可能に
「ICTの利活用」や「区民満足度の向上」など、様々な論文テーマで使えそうですね。
【江戸川区と匝瑳市、再エネで協定】
✅江戸川区と匝瑳市(千葉県)が再生エネルギーに関する協定を締結
✅匝瑳市の太陽光発電所で発電した電力を、同区で活用する
再エネをやりたくても、特別区には「発電設備を設置できる場所が少ない」という課題が。そのため、こういった23区外との連携は効果的です。
【特別区の消費者物価指数 前年比3.0%上昇】
✅23区の消費者物価指数が対前年で3.0%上昇
✅上昇率が3%台になるのは約40年ぶり
この数値が「非常に大きい」とは思いませんが、物価は時事問題で出題されることもありますし、面接で「物価高騰対策」を聞かれている人もいます。把握しておいて損はないでしょう。
【「子育て」「街づくり」など区長が抱負】
✅年頭のあいさつで酒井直人中野区長が抱負を述べた
✅「子育て先進区」「地域包括ケア体制」「持続可能なまちの実現」に注力していくとのこと
区長による新年のあいさつでは「その区が重視していくこと」が述べられるため、各区の特徴を知る上でとても役立ちますよ。

2023年

【江戸川区 AED屋外設置で24時間使用可能に】
✅江戸川区が「AEDの屋外設置」を進めていく
✅現状ではAEDの多くが公共施設の中などに設置されており、施設が閉じていると使用できない
✅今後はいつでも使用できる状態を目指し、屋外設置を順次進めていく
大規模災害への備えとしても、AEDの屋外設置は意義深いと感じます。
【ヤングケアラー 支援対象として法律に明記】
✅「ヤングケアラー」について、こども家庭庁が「行政による支援対象」として法律に明記する方針を示した
✅現状では法律による規定がなく、支援体制にもばらつきが
✅今後は法律に明記し、自治体の対応強化へつなげる
まだ論文では出ていませんが、重要度が一層高まりましたね。
【認知症早期支援へ 薬局薬剤師が行政・医療機関につなぐ】
✅品川区が「認知症の早期支援」に向けた独自の取組を始めた
✅地域の薬剤師に、認知症患者と行政・医療機関をつなぐ役割を担ってもらう
✅薬剤師は、薬の飲み忘れなどから早い段階で認知症に気付けるため
認知症は2019の事務、2023の保健師と、繰り返し出題されている重要テーマ。関連する取組は把握しておきましょう。
【23区すべて高齢者2割超に】
✅国立社会保障・人口問題研究所が2050年の人口推計を発表
✅特別区では全ての区で高齢者人口が20%を超えるとの予測
✅足立区と葛飾区では30%を超える見込みだ
2023年の論文でも「人口減少下における人材活用」が出題されるなど、無視できないテーマです。

【豊島区 住民提案の「公園日陰化」 事業化の方針固める】
✅豊島区が区民提案の「公園日陰化」 を進める方針
✅同区は「区民による事業提案制度」を導入している
✅熱中症対策として公園に日陰を設ける事業が最も多くの支持を集めた
論文で過去に出題された「公共施設のあり方」とも絡む要チェックな内容ですね。

【観光客押し寄せる東京 住民と共存探る】
✅外国人観光客の増加に伴い、各区とも「観光公害」の問題に苦慮している
✅渋谷区の調査によると、住民の過半数がゴミのポイ捨てや騒音に悩まされている
試験では「観光振興の負の側面」や「対応策」にも言及できるとグレートでしょう。

【1票の無効票で当選 → 無効 → やっぱり有効】
✅区議選で最下位当選したが、1票が無効となり当選無効となった候補者
✅東京高裁が「やっぱり有効」と判断
1票の重みを感じさせてくれるニュース。特別区の面接は「投票率向上に向けたアイデアはあるか?」など、選挙に絡んだ質問も多いのが特徴です。

【帰宅困難者の誘導などでドローン活用検討】
✅渋谷区が帰宅困難者対策にドローンを活用する
✅帰宅困難者の状況把握や、避難誘導での利用を検討
✅実際にドローンを用いた訓練も実施していく
「防災対策」「帰宅困難者対策」「先端技術の利活用」といったテーマにドンピシャの取組です。

【東京都 高校授業料の実質無償化で所得制限を来年度から撤廃へ】
✅東京都が「高校授業料の実質無償化」へ
✅従来の所得制限を撤廃する方針を固めた
✅国に先行し教育費の負担軽減を進める
これは特別区を含めた「東京都全体」あるいは「関東全域」に影響を及ぼすでしょう。特別区受験生も要チェックです。

【保育施設の空き、定期預かりに活用】
✅特別区で「保育施設の空き」という新たな課題が浮上している
✅待機児童対策で定員を増やした区も多いが、少子化の進行で空きが増加
✅施設の経営悪化などが問題視されている
「保育施設の空き」は論文・面接のどちらで問われてもおかしくないと思います。
【池袋駅西口を歩行者専用空間に】
✅豊島区が池袋西口を「歩行者専用空間」として整備する方針を示した
✅池袋は改札が地下・地上は線路で東西が分断されており回遊性が課題
✅歩行者空間を整備し街への人流を狙う
「歩行者や公園を核とした街づくり」を掲げる豊島区らしい方針ですね。

【墨田区、教職員の勤務時間を約7,516時間縮減】
✅墨田区が自動応答・欠席連絡システムを導入し、教職員の勤務時間を約7,500時間(!)削減した
✅保護者からの欠席連絡が24時間、自動応答システムとWebで受付可能に
✅朝の電話対応の劇的な減少を実現
「先端技術の利活用」の見本のような取組です。

【行政のDX化 区市町村の好事例、東京都が表彰】
✅DXに向けた市区町村の取組を都庁が表彰するイベントが開催
✅板橋区が業務改善部門で大賞を獲得
✅同区では各部署のDX実現のためIT推進課がコンサルタント業務を担っている
墨田区の取組(高齢者向けにスマホ操作の習慣化を目指す)も受賞してます。

【東京23区、給食無償化で揺れる】
✅各区が区立小中学校の「給食費無償化」で揺れている
✅実施しない方針だったが導入に踏み切る区も
✅一方で、時限的措置の区もあるなど区による温度差は大きい
「諸手を挙げて賛成!」というスタンスは面接では取らないほうがいいと思います。

【墨田区 災害時に“民泊”を活用へ】
✅墨田区が災害時に「民泊」を活用する協定を発表
✅被災者を民泊施設で無料で受け入れる
✅民泊事業者との協定は全国的にもレア
墨田区は100年前の関東大震災で最も犠牲者を出したエリアであり、防災対策はとくに重要な課題だと言えるでしょう。

【世田谷区 災害時にPHV活用】
✅世田谷区と三菱自動車が災害時の協力協定を締結
✅災害で大規模停電が発生した際、給電機能を備えた車両が避難所まで届けられる
✅車両は避難所における電力源として活用
自動車会社との災害時協定が増えていることは把握しておきましょう。

【空き家判別AIの目 大田区と東工大開発中】
✅大田区が、建物が空き家かどうかを判別するAIの開発を東工大と共同で進めている
✅大田区では区内に5万弱の空き家があると推計されており、空き家問題は喫緊の課題である
「地域資源である大学との連携」という点がGoodですね。

【世田谷区、年度末のコンビニ交付手数料を10円に】
✅世田谷区が証明書のコンビニ交付手数料を10円(!)に
✅窓口での手数料は300円のため規格外の割引
✅窓口の業務軽減を図りつつ、短時間で発行できるコンビニ交付の利便性もPRする
窓口が混雑する年度末限定のようですが、これは良い&面白いッ!

【横浜市 障害者などの投票状況調査】
✅障害者などの投票状況の調査に横浜市が乗り出す
✅障害が重いほど投票率が低い傾向にあるとされる
横浜市のニュースですが「誰もが投票しやすい環境の整備」は特別区においても重要な課題です。

【電動ボード、普及加速も歩行者ヒヤリ】
✅電動キックボードの交通違反が増加
✅摘発数は2ヵ月前の1.5倍に
✅歩行者が巻き込まれる事故も起きている
模擬面接のため毎週末都心部に行っていますが「ちょっと怖いな」と感じることは確かにありますね

【グリーンスローモビリティ実証運行 葛飾区】
✅葛飾区が低速の電気自動車(グリーンスローモビリティ)の実証運行を開始した
✅安全講習を受けた区民ボランティアが運転する
✅区民が主体となって運行するのは23区で初
高齢者支援や地域コミュニティなど、様々なシーンで話せる取組ですね

【品川区、ホームページを131言語対応に】
✅品川区がHPの対応言語を約130言語(!)に拡大
✅従来の4言語から大幅な拡大を実現
✅民間の翻訳サービスを活用し、外国人住民にも広く情報を発信していく
こういう「力技でねじ伏せる」「基礎でゴリ押し」みたいな取組、僕は大好きです

【豊島区、子育て世帯を見守り訪問】
✅豊島区が「子育て世帯見守り訪問事業」を開始する
✅保育士等の資格を持ち、子育て支援の研修を受けた支援員が対象世帯を訪問
✅生後4~11カ月の乳児がいる世帯が対象
子育て世帯の孤立や児童虐待を防ぐ効果が期待されますね。豊島区みを感じますッ

【新宿区、ふるさと納税で1日駅長体験】
✅新宿区が10月からふるさと納税の返礼品を導入する
✅新宿区長やJR新宿駅長の1日体験プランなどを用意
✅体験型の返礼品を中心に区のPRを図る
ふるさと納税で「区長」になれる…!!益々欲しいね直に納めるとしようか

【港区がAI活用し納税呼びかけ 電話自動案内で効率化】
✅港区が納税の呼びかけにAIを活用する
✅住民税の未納者に自動で電話をかけ、納税を呼びかける案内をする
✅職員の業務負担軽減にも繋がり、効率化を実現
「今までマニュアルでやってたのをオートマにした」ということで、五条悟みのある良い取組です

【墨田区がシティプロモーションに注力】
✅墨田区協力のもと撮影された山田洋次監督の映画が公開
✅ロケ地案内や撮影の許可申請、調整などを同区がサポート
✅今後は映画作品などに同区を取り上げてもらう取組を推進する
シティプロモーションの好例です。墨田区、いい仕事してますねぇ

【練馬区、保育園入園のオンライン申請を導入】
✅練馬区が保育園入園のオンライン申請を導入する
✅延長保育や休日保育もオンラインで申請可能に
LINEで保育園を探せるようにするなど、練馬区は子育て支援周りのデジタル化に積極的な印象です。練馬の魅力はハリー・ポッターだけじゃあないッ

【「防災用カメラ」災害時リアルタイムで情報収集 江戸川】
✅江戸川区が区内全域に防災用カメラを設置する
✅災害時にリアルタイムでの情報収集が可能に
✅住民のプライバシーに配慮するため、カメラは災害時のみ起動させることに
被災後の早期復旧にも繋がりそうな取組ですね。『スゴ味』があるッ

【全国初の「メタバース区役所」江戸川区が開設へ】
✅全国初の「メタバース区役所」を江戸川区が開設する
✅一部手続きが仮想空間で完結可能に
✅実証実験を重ね、5年後をめどに全ての課に広げていく考え
自宅から相談や申請手続きができるのはありがたいですよね。今後も江戸川区の領域展開に期待です

【東京都檜原村に「中央区の森」】
✅特別区と多摩地域が連携して森林保全に取り組む動きが活発化している
✅中央区は檜原村の森林整備を支援
✅「中央区の森」として広域的視点から森林保全や地球温暖化対策に取り組んでいる
23区外の自治体との連携として非常に有名なものの1つですね。

【関東大震災100年 23区避難のポイントは】
✅100年前の関東大震災では死者・行方不明者が10万人
✅そのうち9割が火災によるものとされている
✅今後予想される首都直下地震でも大規模な火災リスクが指摘されている
特別区の火災リスクについて大変よくまとまっているので、防災に興味のある受験生にオススメです。
【ヤングケアラー支援、自治体急ぐ 港区は配食や通訳派遣】
✅18歳未満で日常的に家族の介護などをしている「ヤングケアラー」
✅特別区でも各区が調査やサポート事業に取り組んでいる
✅周囲が気付くのが難しいケースも多く、早い段階での把握が重要となる
全国的にも問題となっているので、特別区受験生は把握しておきたいですね。
【港区、区内事業者のワーケーション促進】
✅港区が全国の自治体と連携し、ワーケーションを促進する事業を始めた
✅同区が宿泊・交通費を最大20万円まで補助
✅受け入れ先の自治体はワーケーションの誘致や自然体験プログラムなどを通じて地域振興を図る
地方出身の人が話しやすそうな取組です。
【生成AIの活用に向けたガイドライン策定】
✅チャットGPTの活用に向けて、都庁がガイドラインを策定する
✅AIに学習されない設定や、個人情報を含む機密情報を入力しないことを盛り込む方針
✅そのうえで「子ども向けイベントのために文章を易しい言葉に置き換える」など幅広い活用案が出ている
都庁のニュースではありますけれども、チャットGPTの利活用はどの自治体にとっても重要な話題です。特別区受験生の皆さんも、どんな議論が進んでいるかは把握しておきましょう!
【公園の遊具 23区内、7年間に400カ所超で撤去】
✅特別区の区立公園で遊具の減少が進んでいる
✅理由としては、安全規準が改められたことで「安全領域」の確保が難しくなったことなどが挙げられている
✅都心ならではの公園の狭さも大きな理由だ
子育て支援に興味がある人は知っておきたいですね

【中野区、男子のHPVワクチン接種全額補助】
✅中野区が、男子へのHPVワクチン接種費用を全額補助する
✅これまでワクチンの接種には1回あたり約1万7000円かかっていた
✅男子を対象にした助成は都内自治体で初めて
これは良い取組だと思います。中野区はスゴ味があるッ!

【東京都と都内12区市町村、森林整備で連携】
✅都庁と千代田・中央・台東・品川・荒川・葛飾区などが森林整備に関する連携協定を締結
✅国から分配される森林整備財源を多摩地域の森林整備に活用する
✅東京都全体での水源涵養機能の維持を目指す
防災分野にも関連する内容ですね

【全国一空き家が多い世田谷区】
✅空き家の数が約5万戸と、全国最多の世田谷区
✅同区の調査によると「居住者の死亡」「介護施設への入所」が空き家の原因として挙げられている
絶対数だけでなく「空き家率」も調べてみるとよいでしょう(意外にも豊島区や港区が高かったりします)

【千代田区 姉妹提携都市の支援へ】
✅千代田区が姉妹提携している秋田県五城目町への被災地支援を行う
✅秋田豪雨により五城目町では大きな被害が出ているため支援に踏み切った
各区とも「地方との連携」に力を入れていますが、希望区がどんな自治体と連携しているのか調べてみましょう

【品川区 保育園と保護者の連絡を電子化】
✅品川区がデジタル化推進の一貫として、区が運営する保育園全てで保護者との連絡を電子化する
✅保育園側と保護者がスマートフォンやPCでやりとりできるように
✅園側と保護者、両者の負担軽減につながると期待されている
この取組、スゴ味があるッ!

【都市特性ランキング横浜市2位に 23区トップは千代田区】
✅都市特性評価の2023年版が発表され、特別区を対象としたランキングでは千代田区が6年連続トップに✅「文化・交流」で1位を獲得するなど、観光客に向けた情報発信の充実が高評価に
特別区だけでなく、横浜市などの特徴を掴むのにも役立つでしょう

【墨田区と千葉大、技術継承をAIで支援】
✅墨田区と千葉大学が連携し、区内中小企業(印刷業界)の技術継承を支援すると発表した
✅職人の技術をAI(人工知能)に学習させ、熟練者に頼らずに済む技術を開発する
✅区内企業が直面する高齢化や労働力不足といった課題の解決を目指す

【公用車をEVに 世田谷区は半数切り替えへ】
✅自治体の公用車をEV(電気自動車)に切り替える動きが加速している
✅世田谷区では2027年度までに公用車の半数をEVなどに切り替える計画だ
✅導入によって見込める二酸化炭素の削減効果も今後数値化していくとのこと

【電動キックボードで追突事故】
✅豊島区で電動キックボードがタクシーに追突する事故が起きた
✅事故を起こした大学生はキックボードを飲酒運転しており、新宿区でボードをレンタルした後に池袋に向かう途中だった
やはり電動キックボードに関してはおさえておく必要がありそうです。

【千代田区 災害対策学生ボランティア】
✅千代田区は大学の数が多く、大学と協定を結んで地域の防災力向上に取り組んでいる
✅20年間に渡り、災害時の学生ボランティア養成に取り組んできたのが大きな特徴だ
防災1つをとっても、区ごとに力点が異なるのが特別区の特徴であり「味」ですよね

【リコーと連携し小学校に次世代の太陽電池を提供 大田区】
✅大田区が、精密機器大手の「リコー」と連携協定を締結
✅人手不足に悩む区内事業者に対して、リコーからシニア人材を派遣し、技術や知識を提供する
✅また、区内の小学校に次世代型の太陽電池を提供するなど、SDGsへの取組も進めていく

【23区初 板橋区 常設型フードパントリー開設】
✅板橋区が、23区初となる常設型のフードパントリーを開設する
✅フードパントリーとは「食に困ったときに無償で支援が受けられる場所」のこと
✅ひとり親世帯などを対象に、食料品を無償で提供する
物価高による困窮への支援策としても注目ですね

【港区 ヤングケアラーへの支援強化】
✅港区が、家族の介護や世話に追われるヤングケアラーへの支援として、定期的な弁当配達を行うと発表
✅家族分の弁当を配達する以外にも、コーディネーターが家庭に訪問して世話をしたりするとのこと
✅ヤングケアラーへの配食支援は23区で初の取組

【足立区 防災対策に注力】
✅区内全域で浸水のおそれがある足立区では、浸水時の想定水位を区内各所で示し、防災意識を高めている
✅また、同区のハザードマップはイラストを多用しており、子どもでも興味をもてるものに
✅さらに今年度からは、新たに「止水板」の設置も助成する

【大規模水害時に首都高へ避難】
✅東部5区と都庁が、大規模水害時の避難先として首都高を利用する協定を締結
✅墨田・江東・足立・葛飾・江戸川は大規模水害時にほぼ全域での浸水が想定される
✅そこで、緊急避難先として首都高に避難し、そこから大型バスで住民を区域外へ運ぶ方針

【渋谷区で進むAIカメラ】
✅渋谷区でAIカメラの設置が進んでいる(渋谷駅周辺やセンター街など)
✅産官学民で取り組む「渋谷データコンソーシアム」のプロジェクトで、渋谷区のスマートシティ化を目指している
✅防犯やマーケティングなどへのデータ利用が期待されている

【板橋区、区立保育園で紙おむつのサブスク】
✅板橋区が、区立保育園で紙おむつのサブスクリプションサービスを導入すると発表
✅保護者は紙おむつを準備する必要がなくなり、保育園もおむつの在庫管理をする時間を削減できる
✅特別区では港区や渋谷区、豊島区などもサブスクを導入している

【羽田で水素活用 東京都と川崎市、大田区】
✅大田区・川崎市・都庁が水素活用に関する連携協定を結んだ
✅都庁は脱炭素社会に向けて水素の活用を目指しており、供給体制の整備や需要創出に取り組んでいる
✅今後、大田区と川崎市は民間企業と連携し、水素活用に向けた調査を進めていく

【世田谷区 同性パートナーへの遺族補償制度新設】
✅世田谷区が、同性パートナーにも「遺族補償」をする独自制度を新設する
✅これまでは配偶者や子、父母、兄弟姉妹ら限定で、同性パートナーは対象外だった
✅同区はパートナーシップ制度を全国に先駆けて導入するなど、多様性の尊重を重視している

【都庁、区市町村と人材・システム共有】
✅都庁が、デジタル人材を都内の自治体で共有する事業を始める
✅デジタル人材を共有し活用することで、自治体DXを推進
✅システムの共有なども進め、効率化による行政の質向上を目指す
都庁の取組ですが、特別区受験生も把握しておくとよいでしょう

【モスバーガーが板橋区と連携】
✅モスバーガーが、創業の地である板橋区と連携協定を結んだ
✅子ども食堂の支援、食育に関する連携、モス店舗での区内観光情報の発信などが検討されている
✅板橋区が外食産業と連携協定を結ぶのは「初」
ますますモスさんを好きになりました

【23区でマンション供給最多 中央区でなにが?】
✅特別区内でマンション供給が最も盛んな中央区
✅その影響もあり、2023年には人口が過去最多を更新している
✅しかし、コミュニティ形成が進んでいないことや、子どもが増えて学校の教室が不足するなどの新たな課題も

【港区、保育施設付近に自転車送迎の優先ルート】
✅港区が保育施設周辺の道路に「子育て送迎ルート」を整備する(特別区で初)
✅これまで保護者からは、スピードを出す自動車などに対して不安の声が寄せられていた
✅そこで、ベビーカーのピクトグラムや、路側帯の着色などにより安全地帯を明確化する

【パラスポーツ指導員、首都圏で増加】
✅パラスポーツの普及に携わる「パラスポーツ指導員」の資格を取る人が首都圏で増えている
✅江戸川区では、資格を取得した人らを「パラスポアンバサダー」として独自に認定
✅パラスポーツ体験講座のサポートをしてもらうなど、活躍の場を提供している

【電動キックボードのLuup、貸出拠点1万カ所 法改正機に】
✅電動キックボードの貸出サービス大手が、貸出拠点を現在の約3倍に増やすことを発表
✅法改正に伴い、一定の条件下で免許が不要になることがきっかけだ
✅ただし、利用者による事故も増えており、安全運転の啓発が特別区の大きな課題となる

【台東区がフードロス商品を無人販売】
✅フードロスを減らす取組が都内で広がっている
✅台東区役所では無人販売機「fuubo」を設置
✅パッケージ変更や賞味期限が近いなどのフードロス商品を格安で販売している
都内の自治体では初の導入だそうです。区役所巡りの際に見ておきましょう

【アニメ・漫画の観光拠点、東京に続々】
✅アニメ・漫画を地域資源として利用する動きが加速している
✅豊島区では、名だたる漫画家が青年時代を過ごした伝説のアパート「トキワ荘」を復元
✅葛飾区は「こち亀」をテーマにした観光拠点を開業予定
マンガ好きの受験生は要チェックですね

【歌舞伎町タワーが開業 エンタメ特化で観光拠点に】
✅新宿区で超高層ビル「東急歌舞伎町タワー」が開業した
✅オフィス・ファッション店舗は入居せず、エンタメに特化
✅羽田や成田からのバス乗り場も開設するなど、訪日外国人の需要を取り込む一大観光拠点を目指す
街歩きで絶対に行きたい場所ですね

【新宿区、6金融機関と中小企業支援で連携】
✅新宿区が、区内金融機関と中小企業の情報やノウハウを共有する協定を締結した
✅金融機関と情報を共有することで、より正確に地域企業のニーズを把握
✅その情報をもとに、創業や事業承継などの支援を強化していく

【東京都、外国人の子ども支援強化】
✅都庁が外国人の子ども支援を強化することを発表した
✅子どもたちが集える場の運営や、相談員の配置をバックアップ
✅日本語学習や就学支援、保護者の相談を受ける機能も充実させていく
都庁の取組ですが、超重要です

【渋谷区 LINEで一時保育の予約可能に】
✅渋谷区が、保育園の一時保育をLINEで予約できるシステムを導入した
✅毎回同じ情報を入力する手間や、誤入力の問題などが解消される形に
✅空き状況を簡単に確認できるほか、複数日の予約をまとめて申請できる
職員の負担軽減にも繋がりそうですね

【「アニメの街」池袋の活性化、都・区も後押し】
✅豊島区が「アニメの街」としての存在感を高めている
✅同区は国際的なアニメ映画祭の開催を支援するなど、官民共同で「アニメの聖地」を盛り上げている
✅東京都も新施設を計画するなどして「アニメの街」活性化を後押しする
豊島区は中野区・杉並区と連携して、アニメによる地域ブランディングを進めています。地域資源を有効活用した良い取組ですね

【練馬区、薬と健康を同時相談 薬剤師会と連携】
✅練馬区が、薬剤師の訪問による健康相談・服薬指導を全国で初めて開始する
✅従来の訪問健康相談は保健師などが行っていたが、服薬相談への対応が難しいことが課題だった
✅今後は、専門的な知識をもつ薬剤師が服薬や療養生活へのアドバイスを行う

【障害者手帳をスマホに表示 墨田区】
✅墨田区が、障害者手帳をスマホに表示できるアプリの運用を開始した
✅当事者が手帳を周囲に見られることへの心理的負担を減らす効果が期待されている
✅手帳の情報をまとめて管理でき、持ち運びの手間や紛失リスクも軽減
特別区で「初」の取組です

【東京都、墨田区などと「水害リスク診断書」】
✅都庁と江東5区(墨田・江東・足立・葛飾・江戸川)が連携し「水害リスク診断書」を各世帯に配布
✅江東5区は海抜ゼロメートル地帯が広がっており、大規模水害の可能性が高いとされている
✅各世帯にリスクを把握してもらい、災害時の避難を促す

【中野区、地域振興へぐるなびと協定】
✅中野区が地域振興を目的にぐるなびと協定を締結
✅ふるさと納税の返礼品開発をぐるなびと共同で進める
✅同社が持つ飲食に関する情報を活用し、交流人口増加や消費促進を目指す
「ふるさと納税」問題へのアプローチとして知っておきたい取組です

【富士山噴火に備え 世田谷区と山梨県が協定】
✅世田谷区と山梨県が、富士山の噴火に備えた協定を締結
✅山梨県内にある同区の保有施設を緊急時の対策拠点として活用することに
✅今後は施設での避難訓練を行い、噴火に備える
区有施設の提供によって他県・地方にも貢献する良い取組だと思います

【学童保育の待機児童 今年度2500人余に】
✅特別区における学童保育の待機児童が2500人に上ることがわかった
✅学童保育とは共働き世帯の小学生を預かる施設で、利用者数が増加傾向にある
✅江東・墨田・葛飾区などでの待機児童が目立つ
地域による待機児童数の差が大きいのがポイントですね。

【墨田区と警視庁が交通安全で連携】
✅墨田区が交通事故を防ぐエリア「ゾーン30プラス」を設置した
✅エリア内の速度を30キロに制限し、道路にポールや段差などの障害物を設置
✅都内初となる取組
警視庁と連携して設置したということで「他機関との連携」事例としても参考になりますね

【千代田区 DX推進役としてヤフーの小林聡史氏を副区長に】
✅千代田区が、新たな副区長としてYahooの小林聡史氏を起用することを決定した
✅同区が注力する「DX推進」の旗振り役として期待が高まっている
昨年は世田谷区でもサイボウズ出身の方が副区長となりました。特別区のDXへの注力ぶりが伝わりますね

【23区、ひとり親支援に力】
✅各区が経済的に困窮するひとり親家庭の支援に力を入れている
✅豊島区はひとり親向けのシェアハウス改修費を補助
✅中野区は離婚調停中の生活費として子ども1人につき10万円を給付
✅練馬区は就労に向けて資格取得に取り組むひとり親向け給付金を増額

【千代田区内3カ所の再開発 反対の区民ら共同声明】
✅千代田区で計画されている再開発について、反対する区民らが共同声明を発表
✅高層ビル建設に反対するとともに、合意形成の促進などを求めている
各区の掲げる方向性を踏まえつつも「異なる意見を配慮する」姿勢は論文・面接でも必要です

【目黒区が気仙沼の復興を支援】
✅目黒区が友好都市である気仙沼市の復興支援イベントを開催(12回目)
✅震災で大きな被害を受けた同市に対して、同区は復興支援を継続してきた
目黒区以外にも中野区が東北を応援する祭を開催するなど、復興支援を継続しているのも特別区の特徴です

【足立区、独自の給付型奨学金】
✅足立区が大学生らを対象にした返済不要の奨学金制度を創設
✅医学部に進学した場合は3600万円を上限に入学金や授業料などを全額給付する
✅その他学部の場合も約800万円を給付
教育や子育て支援に興味のある受験生は押さえておきましょう

【渋谷区 区立の小中学校を順次建て替えへ】
✅渋谷区が「未来の学校」をテーマに校舎の建て替え計画を進めている
✅学校施設を一般に開放したり、区民が学べる環境としても整備を進めるとのこと
地域コミュニティーや防災の拠点としてなど、複合的な機能を持たせようとしているのがポイントです

【23区、子育て支援競う】
✅各区が独自の子育て支援政策を相次いで打ち出している
✅特徴的なのが、ハード面からソフト面に支援の力点が移っているところだ
論文では、背景にある「待機児童の大幅な減少」を踏まえたうえで、提案内容がハード面に偏らないよう注意が必要ですね。

【23区と多摩地域、森林整備で広域連携】
✅特別区と多摩地域が、森林整備を目的とした広域連携を開始する
✅費用を特別区が負担する代わりに、森林整備によるCO2削減量を区のものとする仕組み
✅区内は緑化余地が少ないため、広域連携による脱炭素を目指す
全受験生に知って欲しい取組です

【千代田区、帰宅困難者に受け入れ施設情報】
✅千代田区が帰宅困難者に対して、一時受け入れ施設の状況についてリアルタイム配信を開始する
✅開設状況や混雑具合を配信することで、帰宅困難者のスムーズな誘導に繋げる
受け入れ施設の確保だけでなく、そこにどう誘導するのかは非常に重要ですね

【江東区、防災カタログを全世帯に配布 23区初】
✅江東区が、防災グッズをそろえたカタログギフトを区内全世帯に配布する
✅30種類以上のグッズから、各世帯で不足しているものを自由に選択できる仕組み
特別区で初の取組です各世帯が「自由に選択できる」というのが非常にイイですね

【港区、ヤングケアラー支援強化】
✅港区がヤングケアラーの支援を強化する
✅支援方法について関係部署に助言する専門的なコーディネーターを配置
✅情報収集や部署間の連携を強化して早期発見・支援に繋げる
ヤングケアラーについては、昨年面接で問われている受験生が複数いましたね。

【子ども食堂支援 ローソンと品川区連携】
✅品川区がローソンと連携し、子ども食堂の支援を開始した
✅販売期限を過ぎた「からあげクン」「Lチキ」などを区内の子ども食堂に提供する
今回は実証実験とのことですが、効果次第では全国にも波及し得る取組だと思います

【世田谷区、オンライン妊活相談】
✅世田谷区がオンラインでの妊活相談を始めた
✅不妊症や不妊治療について、看護師や臨床心理士らにZoomなどを使って匿名で相談できる
不妊治療は2022年から保険適用となったので、今後もこういった相談への需要は増えていくでしょう

【豊島区が「おむつのサブスク」を試験導入】
✅豊島区の保育園で「おむつのサブスク」が試験導入された
✅保護者と保育士の双方がメリットを感じているとのこと
✅ただし、事業者ごとに使えるおむつが決まっていたりするなどの課題も
課題はあると思いますが、とても面白い実証実験だと思います

【起業家教育で連携 東京大・お茶の水女子大】
✅起業家育成などについて、東京大学とお茶の水女子大学が連携することを発表
✅どちらも文京区を拠点としており、地域活性化にも繋がると期待されている
特別区は大学などの地域資源が豊富であり、大学間連携が他の地域よりもしやすいのが特徴ですね!

2022年

【ふるさと納税、流出超過の大都市に焦り】
✅ふるさと納税による税の流出について、特別区の全区で流出超過となった
✅世田谷区は83億円もの流出が発生しており、税収の約6%の水準に達している
✅5年前は約30億円だった流出超過が約3倍となっており、港区など他区においても喫緊の課題と言える

【子育て支援は量から質へ 豊島区】
✅豊島区が、日経の「共働きで子育てしやすい街ランキング」で首位を獲得した
✅同区は子育て支援の「質」向上に注力している
✅子育ての悩みを保育園に相談できる「マイほいくえん」制度や、妊娠から就学期までを同じ保健師が担当する一貫支援が有名だ

【世田谷 ドラマ「silent」ロケ地効果】
✅ドラマ「silent」のロケ地効果により、世田谷区を訪れる人が急増している
✅小田急も撮影に全面協力しており、官民一体となって地域振興を図る
非常にわかりやすいシティプロモーションの例ですね!

【大田区と京急電鉄まちづくりで連携】
✅大田区と京急電鉄が、まちづくりの推進に関する連携協定を締結した
✅駅を中心とした拠点整備や、地域コミュニティの活性化などで連携を図る
✅具体的には、駅周辺の都市機能の強化、空き店舗等の活用による地域活性化、地域の回遊性向上に取り組む

【「分散避難」推進の手引き 足立区が作成】
✅足立区が、水害時の「分散避難」を推進するための手引き書を作成し、取りまとめた
✅コロナ禍の避難においては、感染防止のため分散避難が重要であることを強調
✅避難先ごとのメリットを示すとともに、健康面で注意すべきことなども盛り込んでいる

【世田谷区 「農業公園」を整備】
✅世田谷区が、売りに出された農地を買い上げ「農業公園」として整備・利用を進めている
✅同区は特別区の中で2番目に広い農地面積を誇るが、農地の減少が進んでいる
✅そこで、区内の緑を保全し、都市農業の重要性を伝えることを目的に整備を進めている

【世田谷区、給付型奨学金などの制度拡充】
✅世田谷区が給付型奨学金などの制度を拡充する
✅30歳未満の若者が対象で、進学先で必要となるPCの購入費用なども対象となっている
✅アパートを借りる際の家賃支援も導入するなど、若者への支援を強化していく方針だ

【民間救急事業者と初連携 災害時の傷病者搬送】
✅千代田区と民間の交通事業者が、災害時のケガ人・病人の搬送に関する連携協定を締結した
✅同区には搬送用の車両が少なく、災害発生時の迅速な搬送が難しいことが課題だった
✅今後は民間の輸送力を活かし、搬送体制の強化を図る

【中野区、AI-OCR活用でデータ入力を効率化】
✅中野区が、住民税収納業務にAI-OCR(文字の読み取りにAIを活用したもの)を導入した
✅導入により業務にかかる作業量を30%、外部委託コストを25%も削減
✅先駆的なケースであり、全国の地方自治体でもほぼそのまま導入可能とのこと

【品川区が「電子申請サービス」開始】
✅品川区が、オンラインによる「電子申請サービス」を開始した
✅夜間や休日を問わず、PCやスマートフォンから24時間365日いつでも申請・届出が可能に
✅一部キャッシュレス決済にも対応しており、各種手続きの大幅な効率化を実現

【電動キックボードの実験が盛んに】
✅電動キックボードの本格導入に向けて、全国の自治体で実証実験が進んでいる
✅通勤や観光などに活用できる手軽な移動手段として注目を集めている
✅しかし、特別区内で全国初となる死亡事故が発生するなど、安全面での課題も多い

【足立区、給付型奨学金 23年度から】
✅足立区が、大学生らを対象にした返済不要の奨学金制度を新設すると発表
✅830万円程度を上限に入学金や授業料などの費用を全額給付する
✅区内で返済不要の奨学金制度があるのは港区など一部に限られるため、大胆な取組と言える

【世田谷区、ふるさと納税返礼品を大幅拡充 方針転換】
✅世田谷区が、ふるさと納税の返礼品を大幅に拡充すると発表
✅全国的に有名な区内スイーツ店の食品や、区内ホテルの宿泊券などを用意する
✅同区は返礼品競争から距離を置いていたが、税の流出拡大(直近で約90億円)を受けて方針を転換した
【渋谷区、デジタル活用推進へ新組織】
✅渋谷区が、デジタル技術の活用推進を目的に新組織を設立
✅企業や大学など約60の組織が参加し、多様な組織が連携を深めるハブを目指す
✅「安心・安全」「多様な空間活用」「渋谷カルチャー」などをテーマにプロジェクトを検討、実施していく
【渋谷区、ふるさと納税通じた認定NPOの支援開始】
✅渋谷区が、ふるさと納税を活用した認定NPOの支援事業を始めた
✅資金調達が課題となっているNPOに対して、ふるさと納税で集まった寄付金を交付する
✅同事業は区の収入にはならないが、区民サービスの向上に繋がると期待されている

【幹部職員の1割超「秘密情報の提供依頼あった」】
✅江東区が幹部職員を対象にあっせん収賄についての実態調査を行った
✅約1割の幹部職員が「区議からの秘密情報の提供依頼があった」と回答
✅区職員への要求が常態化している可能性があるとして、対応策を検討していく方針

【障害ある子も一緒に遊べる インクルーシブ公園】
✅特別区は障害の有無に関係なく誰もが利用できる「インクルーシブ公園」の設置に力を入れている
✅品川区は小学生や特別支援学校の生徒の意見を取り入れ区立公園を全面改修
✅江東区は2025年度に区民の意見を反映した公園開設を計画している

【高齢者デジタルデバイド解消事業】
✅渋谷区の高齢者デジタルデバイド解消事業について、中間レポートが公表された
✅レポート内では、津田塾大学と連携して行った効果検証の結果が示されている
✅現時点では、必修講習会や個別相談会による解消効果があったものと見られている

【LINE活用の情報配信 練馬区が大幅拡充】
✅練馬区が、LINEを活用した情報発信を大幅に強化する
✅これまでは子育て・保育の情報に特化していたが、地震などの緊急情報も発信することに
✅興味のある分野を登録してもらうことで、その登録者のニーズに応じた情報を積極的に発信する

【港区が不妊治療の助成を拡充】
✅港区が不妊治療に関する新たな支援制度を発表した
✅保険適用外の先進医療・自由診療に対して、都の助成に加えて区独自の助成を行う
✅同区はこれまでも治療費の助成を行ってきたが、支援をさらに拡充する方針だ

【板橋舞台に「かいけつゾロリ」、防犯意識向上へ】
✅板橋区が『かいけつゾロリ』とコラボした防犯啓発冊子(同区が舞台のオリジナルストーリー)を作成した
✅同区の刑法犯認知件数は減少傾向にあるが、特殊詐欺の被害数は特別区内でも上位
✅家族で楽しみながら防犯意識を高めてもらうことが狙い

【首都圏観光、本格再開へ】
✅「全国旅行支援」の開始に伴い、特別区も各種取組を始めている
✅千代田区は区HPの対応言語(自動翻訳)を3言語から121言語(!)に増やし、区を訪れる外国人への対応を強化
✅神保町や秋葉原電気街など、区の名所を紹介する動画の配信も始めた

【清掃活動、アプリで見える化 渋谷・港区など】
✅アプリを活用して、ゴミ拾いや地域の清掃活動を「見える化」する動きが特別区で活発に
✅渋谷区と港区がアプリを導入し、豊島区も本格運用を開始
✅住民同士が交流する機会としても注目されている

【豊島区とビックカメラが協定】
✅豊島区とビックカメラがパートナーシップ協定を締結
✅同区のPRをはじめ、地域の活性化、同社のソフトボールチームを活用したスポーツ振興などで連携を図る
✅高野区長は「企業とともに稼げる街を作る。企業が発展しないと街は発展しない」と強調した

【杉並区、低速小型電動車の試乗会】
✅杉並区が、低速小型電動車の区民向け試乗会を実施
✅同区内には、道路幅が狭くコミュニティーバスの運行が難しい区域が多い
✅そこで、高齢者らの移動支援策として、低速小型電動車の導入を検討している

【杉並区「まちづくり基本方針」に異例の意見募集】
✅杉並区が、10年ぶりに改定する「まちづくり基本方針」の骨子案をHPで公開し、区民からの意見を募集している
✅「たたき台」である骨子案の段階で意見募集をした例は過去になく、今回が「初」
✅区民の声を聞き、対話を重視する姿勢を反映している

【中野区、水素自動車を区民に割安でレンタル】
✅中野区がトヨタと協定を結び、燃料電池車「ミライ」を割安レンタルできる取組を開始
✅区は「2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ」の目標を掲げている
✅水素エネルギー活用と、エコカー導入などの普及啓発をはかる

【道幅狭い地域巡るバス 中野区導入へ】
✅中野区が、道幅が狭い地域を巡るコミュニティ・バスの運行実験を開始する
✅住民アンケートの結果などを参考に、区内北西部の若宮と大和町地域を運行予定
✅一般的な大型バスが入りにくい地域を巡り、住民の利便性向上に繋がるかを検証する

【なかの東北応援まつり】
✅東北地方の継続的な復興支援を目的に「なかの東北応援まつり」が今年も開催される
✅イベントの名前は変化しつつも、中野区は一貫して東北各県のPRや特産品の販売支援を行ってきた
✅地方との連携によって「相互の発展」「日本全体の発展」を目指す

【東京都、区市町村の優れたデジタル化事例を表彰】
✅東京都が、自治体のデジタル化事例を表彰する「Tokyo区市町村DX賞」を新設
✅実装部門では、1位が港区の「みなと母子手帳アプリ」、2位が渋谷区の「デジタルデバイド解消事業」
✅アイデア部門は板橋区のキャッシュレス決済の推進等が1位に

【生活習慣病予防へ 江戸川区、筋トレ動画】
✅江戸川区が、プロラグビーチームの協力のもと、手軽な筋トレ方法をYouTubeで紹介している
✅生活習慣病の予防のため、区民に運動習慣を身につけてもらおうと企画
✅江戸川区は同チームと連携協定を結んでおり、協力してスポーツ振興にも取り組んでいる

【地震で最も危ないエリアは?東京都がランキング更新】
✅都が、地震などによる危険性を町ごとにランク付けした「地域危険度」を4年半ぶりに更新
✅荒川区・足立区・墨田区・葛飾区など、特別区東部は最も危険度が高い「ランク5」が目立つ形に
✅中野区・杉並区などJR中央線沿いも火災危険度が高いとされた

【首都直下地震を想定 都と品川区、本部訓練】
✅品川区と都庁が、首都直下地震を想定した訓練を実施した
✅ヘリコプターの映像を用いた情報収集、リモートによる被災地との情報交換など、対応の流れを確認
✅同区と都庁は人命救助や消火活動などの合同訓練も実施しており、連携して防災対策に取り組んでいる

【「新空港線」整備へ 大田区と東急】
✅大田区と東急電鉄が、羽田へのアクセスを向上する「新空港線」の整備に関する協定を締結
✅整備が進めば区内を東西に移動しやすくなり、地域の活性化が見込まれる
✅東京メトロとの直通運転が実現することで、東京全体の鉄道ネットワークも強化される

【食品ロス減へ 江戸川区がネットサービス導入】
✅「食品ロス削減」を目的に、区内飲食店と消費者をマッチングするサービスを江戸川区が導入する
✅売れ残った食品を販売したい飲食店と、購入希望の消費者をWeb上でマッチング
✅販売価格は通常より安く、消費者にもお得感が
✅特別区では「初」の試み

【伝統工芸の生き残り支援へ】
✅伝統工芸の職人を増やすため、自治体が取組を進めている
✅墨田区は若手の育成に取り組む職人を「すみだマイスター」として認定し支援
✅葛飾区は17年度から19年度まで「弟子入り支援事業」を実施し、職人希望者を金銭面でサポート

【墨田区のチャットボットが人気に】
✅墨田区の「ごみ分別案内チャットボット」が評判に
✅ごみ以外にも「上司」と入力すると「嫌な上司に何かを期待するのはやめたらどうかな。そう、期待を捨てる」など切り返しが秀逸
✅電話での問い合わせが4割減るなど、業務負担軽減にも繋がっている

【板橋区が子ども向けの日本語講座を開講】
✅外国にルーツがある子どもたちに日本語を学んでもらう講座を板橋区が開講
✅ウクライナから避難してきた子どもを含む、区内の学校に通う子どもが対象
✅外国籍の子どもは6年間で2倍近くに増えており、日本語教育の重要性が高まっている

【板橋区と無印良品が連携協定】
✅板橋区と「無印良品」が地域活性化などに関する連携協定を締結
✅板橋区内には印刷・製本業者が多く「絵本のまち板橋」をブランド戦略としている
✅そこで、無印良品の店舗内で絵本を販売するとともに、区内特産品を販売するなど官民連携を行う

【ロボットで高齢者見守り 杉並区】
✅杉並区と大手警備会社セコムが、コミュニケーションロボットを使った高齢者見守りサービスの実証実験を開始する
✅定期的な挨拶や状況に合わせた声かけを行い、高齢者に「誰かとつながる安心感」を提供するサービス
✅東京都の自治体では「初」の試み

【板橋区 宅配ボックスの設置支援】
✅板橋区が、宅配ボックス設置を支援する取組を開始
✅区民や区内事業者などを対象に、ボックス設置の経費を一部助成する
✅宅配便などの再配達を抑制することで、物流における温室効果ガスの排出削減を狙う

【台東区が近場の観光に注力】
✅台東区が、自宅から1~2時間程の近場で観光を楽しむ「マイクロツーリズム」に力を入れている
✅コロナの影響により大型バス等での来客は見込めないことから、少人数でのツアーに注力
✅職人の工房見学など、台東区の強みを活かしたツアーが人気を集めている

【「やさしい日本語」で地震対策】
✅「やさしい日本語」で外国人に地震対応を学んでもらう取組を中野区が実施
✅消防・警察と連携して実施し、外国人住民や通訳ボランティアなどが参加
✅説明の文章を短くしたり、漢字にフリガナをつけるなどして、緊急時対応を学ぶ機会を提供

【荒川区、ふるさと納税に返礼品 8月から開始】
✅荒川区が、ふるさと納税に返礼品を贈ることを決定(これまでは贈っていなかった)
✅特別区ではふるさと納税による税の流出が続いており、国に制度の見直しを求めている
✅しかし、流出額が年々増大していることを受け、荒川区はやむなく返礼品を贈ることに

【水害発生時の「広域避難」計画ゼロ】
✅水害発生時の「広域避難」について、自治体の計画策定が遅れている
✅江戸川区など東部5区は2019年の大型台風発生時に広域避難を呼びかけようとしたが断念
✅近隣自治体との連携強化以外にも、国や都庁との協力が不可欠だと指摘されている

【品川区 戸籍事務にAIを導入】
✅品川区が、戸籍事務の「業務効率化」を目的にAIの利活用を開始
✅当該業務は専門性が極めて高く、ベテランでも根拠資料の調査等にかなりの時間を要する
✅そこで同区は、根拠資料の検索にAIを用いることで、大幅な時間短縮を目指す

【すみっコぐらしと大田区がコラボ】
✅大田区がすみっコ・羽田空港・京急などと連携し「東京都のすみっこ大田区で10周年お祝いキャンペーン」を実施する
✅企業・自治体・地域団体など多様な主体が連携
✅すみっコぐらしが街をジャックし、大田区を盛り上げる

【羽田イノベーションシティが本格稼働】
✅大田区の「羽田イノベーションシティ」が賑わいを見せている
✅「企業の交流によるイノベーションの実現」を目的に事業を展開
✅新事業創出に意欲のある企業の入居が続き「先端技術の集積」「地域の活性化」が期待されている

【足立区、災害時の被害調査にドローン活用】
✅足立区が、地域課題の解決にドローンを活用している
✅区職員がドローンを操り、災害時の被害調査やインフラ点検を実施
✅また、観光地を上空から撮影しPR動画を制作するなど、区の情報発信にも役立てている

【杉並区 教員の働き方改革で外部支援員を登用】
✅杉並区が、中学の部活動を外部支援員が指導するモデル事業を始めている
✅教員の働き方改革を進めるため、休日だけでなく平日も外部支援員による指導を行う
✅教員の負担軽減につながるだけでなく、生徒からは上達が早くなったという声も

【防災特集号はエヴァ風 千代田区、広報紙で攻める】
✅千代田区が役所のイメージを覆す斬新なデザインの広報紙を発行している
✅最新号の防災特集では、終末観漂う写真に「エヴァ」風フォントを重ね、ファンの間で話題に
✅ヒロアカなど人気作品とコラボするなど、手に取ってもらう工夫を凝らす

【板橋区、ライオンと歯ブラシ再生で協定】
✅板橋区が、ライオンなどとプラ資源の再利用と回収を目的とした協定を締結
✅墨田区も、ライオンと連携して歯ブラシの再生・回収を行った実績がある
✅プラスチック資源循環促進法が施行され、企業には自治体と連携することが求められている

【江戸川区がひきこもりの大規模調査を実施】
✅江戸川区による大規模なひきこもり調査が話題に
✅18万世帯に調査票を送付するとともに、各世帯への職員訪問も実施するなど、国や他自治体の調査と比べてはるかに大きな規模
✅同区は実体調査だけでなく、就労支援も積極的に行っている

【文京区の高投票率 全国トップ】
✅参院選において、文京区の投票率が全国の市区町村(有権者10万人以上)でトップに
✅同区は過去の参院選でも高水準の投票率を維持している
✅区税の収納率が高いことから、税金の使途を決める政治家を選ぶ意識が高いと指摘されている

【保育所の定員割れが加速】
✅特別区内の多くの認可保育所において、児童の定員割れが発生している
✅0歳児では約50%、1~2歳児でも30%以上の施設が定員を割っている
✅今後、各施設の経営が立ちゆかなくなる可能性も

【東京大学、文京区と連携しキャンパス活性化へ】
✅東京大学が、キャンパスのある文京区の本郷エリア活性化に向けた構想を策定した
✅文京区と連携し、近隣の空き物件を活用した活動拠点創出を目指す
✅区民との交流も強化し、大学構内の建築物や彫刻などを巡るガイドツアーも検討する

【渋谷区、ごみ拾いアプリで活動参加者2.5倍に】
✅渋谷区がごみ拾いアプリを導入した結果、ごみ拾いへの参加人数が約2.5倍に増えたと発表
✅同区は、清掃用具の貸出ができる仕組みも独自に構築
✅個人単位のごみ拾いにも重点を置いた活動を「渋谷モデル」として推進する

【足立区の消防団、団員増】
✅全国的に消防団員が減る中、足立区では団員数が増加している
✅とくに学生団員が急増しており、ここ数年で3倍以上に
✅同区内に立地する大学の学生たちへの働き掛けが効果を上げている

【渋谷区、出産助成金手続き簡素化 ATMで受け取り】
✅渋谷区が、出産助成金の各種手続きを簡素化する実験を開始
✅LINEからの申請が可能となり、ATMでコードを入力するだけで助成金を受け取れる
✅手続きの簡素化と事務作業の効率化を実現し、区民の利便性向上と職員の負担軽減を目指す

【死後の手続き一括案内 おくやみコーナー広がる】
✅死後の手続きを一括案内する「おくやみコーナー」の設置が広がっている
✅専門の職員が、複数部署にまたがる煩雑な手続きを一括で受け付け
✅特別区では大田区など4区が開設済みで、荒川区や目黒区も設置を予定している

【足立区、高校生ら向けメンタル相談窓口】
✅足立区が、若者向けメンタルヘルス相談窓口「あだち若者サポートテラスSODA」を開設する
✅区内在住・在学・在勤者は無料で相談可能で、予約はLINEでも受け付ける
✅進学や就職等でつまずきがちな若者をサポートし、学び直しや就職に繋げる

【23区 高校生までの医療費を無償化へ】
✅特別区が、来年度から3年間 高校生の医療費を完全無償化する考えを示した
✅都が行う予定の高校生の医療費助成に、区の自主財源を上乗せする形で無償化を実現
✅ただし、2026年度以降は、都と区がどのように負担していくかを協議中

【千代田区、健康長寿医療センターと包括連携協定】
✅千代田区が、都健康長寿医療センターと健康福祉分野での連携協定を結んだ
✅同区はセンターと協力し医療介護データの分析を進め、政策立案に活用していく考え
✅同センターは板橋区とも協定を結んでおり、今後他の区との連携も期待される

【足立区長「抜本的見直し必要」首都直下地震対策】
✅首都直下地震対策について、足立区は「抜本的見直しが必要」と強調
✅同区は全壊棟数、死者数等が都内最多で、区内の98%が震度6強以上に見舞われると想定
✅特別区は区ごとに地域特性が大きく異なるため、それを踏まえた対策が求められる

【屋上農園、東京都内で競演】
✅都心のビル屋上などで野菜を栽培する都市型農園が注目を集めている
✅屋上緑化に加え、地産地消を実現することで食材輸送による環境負荷を低減
✅渋谷区は区内企業と連携して菜園を設置
✅新宿区は区立小の屋上を農園として活用

【港区不妊・不育相談ダイヤル】
✅港区が不妊・不育相談ダイヤルを開設
✅不妊治療の保険適用を受け、治療への不安や相談が増加・多様化すると想定される
✅そこで、精神的ストレスに対するケアを目的に開設を決定した

【首都圏の官民、帰宅困難者受け入れ対策急ぐ】
✅首都直下地震の被害想定見直しで、最大の課題と指摘されたのが「帰宅困難者対策」
✅官民の協力による一時避難所の確保が急務
✅千代田区はホテルなどの民間事業者との連携を進めており、受け入れ可能人数は累計で4万人を超える

【足立・板橋区がSDGs未来都市に】
✅内閣府が2022年度SDGs未来都市として全国30自治体を選定したと発表
✅特別区からは足立区と板橋区が選ばれた
✅足立区はSDGsモデル事業としても選ばれており(都内唯一のダブル選定)、その先進性に注目が集まっている

【世田谷区、DX推進へサイボウズ出身者を副区長に】
✅世田谷区が、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進のためサイボウズ出身者を副区長に起用すると発表
✅サイボウズで執行役員等を歴任した松村克彦氏
✅庁内における大胆なDX推進が期待されている

【キックボードを巡り 中央区が禁止区域の整備を要望】
✅中央区が電動キックボードの禁止区域整備を警察庁に要望
✅歩行者天国がある銀座や、トラックが多く停車する日本橋などでは事故の危険性が高いと指摘
✅運転免許不要で、ヘルメット着用も努力義務であることから交通規制が望まれている

【低速小型電動車、23区で導入へ】
✅特別区内で、低速小型電動車「グリーンスローモビリティ」の導入が検討されている
✅杉並区は2024年の導入に向け、荻窪地区で住民向け試乗会を開催
✅葛飾区では住民主体での導入準備が進む

【千代田区、再エネ調達で3市町村と連携】
✅千代田区が、再生可能エネルギーの調達を目的に3市町村と協定を締結
✅区内の再エネ設備は設置余地が限られるため、地方との連携を進める
✅再エネの調達量を増やし、企業の脱炭素を後押し
【足立区、電気火災を検知する実証実験を開始】
✅足立区が東京電力と連携し、電気火災を検知する実証実験を開始
✅同区は木造密集地域を多く抱えており、火災検知は防災上の大きな課題
✅防災情報の配信実験も共同で実施する

【清掃活動、アプリで見える化 渋谷・港区】
✅アプリを活用して、ゴミ拾いや地域の清掃活動を「見える化」する動きが特別区で活発に
✅渋谷区と港区がアプリを導入し、豊島区も本格運用を開始
✅住民同士が交流する機会としても注目されている

【台東区、ハラル認証・菜食対応店の電子地図公開】
✅台東区が、ビーガン・ベジタリアンなどに対応した飲食店情報のデジタルマップを公開
✅モスクや礼拝室、土産物店、観光情報なども掲載
✅外国人観光客の利便性や満足度の向上などが狙い

【練馬区、国事業対象外の保育士ら処遇改善】
✅練馬区が、保育士らの待遇改善を独自に開始する
✅国の基準より保育士を手厚く配置している保育所や長時間預かり保育を実施する幼稚園が対象
✅運営費に上乗せする形で、区が資金を出す

【江戸川区、全窓口で遠隔手話通訳 タブレット通じ】
✅江戸川区が、区役所の全窓口で手話通訳の体制を整えた
✅タブレット端末の画面を通し、遠隔地にいる手話通訳オペレーターが聴覚障害者をサポート
✅今後は業務時間中なら予約なしで手話通訳を利用可能に

【大田の町工場、伝統的な受注分担をデジタル化】
✅大田区と区内中小企業が共同受発注システムの運用を始める
✅「仲間まわし」と呼ばれる町工場の分業手法をデジタル化
✅依頼にかかる時間を現在より90%減らし、業務効率化を実現

【千代田区と福井県が協定 災害支援や観光で連携】
✅千代田区と福井県が連携協定を締結
✅北陸新幹線の福井延伸(2024年)を見据え、観光や特産品のPRなどについて連携を進める
✅千代田区が道府県と同様の協定を締結するのは初

【港区、産業振興などの複合施設 4月開設】
✅港区が複合施設「札の辻スクエア」を開設する
✅産業振興センターや図書館などの機能を集約し、民間事業者が飲食サービスなどを提供
✅区内外の個人・法人の起業や事業拡大を後押しし、産業振興を目指す

【世田谷区が高島屋と災害協定】
✅世田谷区と玉川高島屋が「災害時協力協定」を締結
✅水害時、避難所まで同社所有のシャトルバスで住民を輸送
✅帰宅困難者の一時滞在施設として、同社施設を開放する
この記事の筆者
筒井夢人

社会人採用専門予備校Gravity講師┃元TAC講師┃元公務員┃特別区経験者採用(15位合格・新宿区内定)他多数の合格経験┃このサイトでは特別区経験者採用の対策について発信しています。

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