【特別区経験者採用】予備校選びの失敗事例5選!社会人は要注意!

本日は、「特別区経験者採用 予備校選びの失敗事例ベスト5」をテーマにお話ししたいと思います。

Gravityには多くの受講生がいますが、意外にも入会前に他の予備校に通っていた方がかなりいらっしゃいます。例えば、昨年7回目の受験で合格された方は、それまでずっと別の予備校に通っていたそうです(※詳細は下記のリンクから)。そのように他の予備校を利用してからGravityを選ばれる方が多く見受けられます。

そうした方々からよく聞くのが、「なぜあの予備校を選んでしまったのか」や「最初からGravityを選んでおけばよかった」という声です。これは自慢ではなく、本当にそのような意見が多いのです(汗)

皆さんにも予備校選びで失敗してほしくないので、予備校を探す際にはどのような基準で選べばよいのか、「よくある失敗事例のベスト5」を、特に他の予備校を利用してきた方々の声を反映してランキング形式でお伝えしたいと思います!

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

奥田恭央
奥田恭央

それでは、早速第5位ということで、筒井先生からお願いいたします。

筒井夢人
筒井夢人

第5位は「論文対策が不十分だった」です!

これは本当によく耳にします。典型的には、論文の授業回数が圧倒的に少ないというケースです。具体的には、論文の授業が非常に少なく、教養試験の講義だけがやたらと多いパターンですね。全体の講義のうち、教養試験が8割程度を占め、論文の講義が2割や1割程度ということもよくあります。

しかし、Gravityの記事や動画をこれまでご覧になっている方ならお分かりかと思いますが、特別区経験者採用試験の一次試験の合否は、すべて論文で決まります。したがって、本来はその比率が逆であるべきだと私たちは考えています。

筒井夢人
筒井夢人

ですので、論文の授業回数が少ないというのは大きな問題と言えるでしょう。

奥田恭央
奥田恭央

また、初めてなのにいきなり論文を書かせるスタイルの授業も、受講生からよく聞くところです!

全く書けない状態で答えを渡され、「今後はこう書いてください」と言って授業が終わるようなスタイルですね。これは自分には合わなかったという声が多いです。

Gravityでは、しっかりと授業を行った上で論文を書いてもらうようにしていますが、そのような授業がなく、いきなり論文を書かせて答えを渡して終わる予備校は注意が必要かと思います。

奥田恭央
奥田恭央

他に何かありますか?

筒井夢人
筒井夢人

そうですね、論文添削に関しても問題があります!

どの予備校にも論文添削はあると思いますが、その文字数についてです。ご存じの方も多いと思いますが、特別区経験者採用の論文は1200字から1500字程度ですよね。ですから、「1200字以上書かなければならない」と思いますよね?

しかし、予備校によっては「論文添削の文字数は1000文字までです」となっているところがあります。

筒井夢人
筒井夢人

本番で1200字以上書かなければならないのに、1000字ではどうなのか…という印象を受けます。

奥田恭央
奥田恭央

確かに、受講生からの声で、ある予備校では論文添削が「800字までしか受け付けない」と聞いています!

800字や1000字まででは特別区対策は十分ではありませんので、指導内容をしっかり確認した上で予備校を選んだほうがよいと思います。

奥田恭央
奥田恭央

それでは、第4位を筒井先生お願いします。

筒井夢人
筒井夢人

第4位は「面接対策が不十分だった」です!

第5位と重なる部分もありますが、面接対策が不十分だったという声も多いですね。典型的には、模擬面接などを一次試験終了後でないと受け付けないという予備校が意外と多いのです。

しかし、注意していただきたいのは、特別区経験者採用試験では一次試験の合否が分かってから本試験の面接まで、早い人だと一週間しかありません。一週間では面接対策を終えるのは難しいですよね。

筒井夢人
筒井夢人

面接対策の開始時期が遅すぎる、一次合格発表後からでは明らかに不十分だという印象を受けます。

奥田恭央
奥田恭央

また、「模擬面接無制限」とPRしているのに、いざ入会すると全然面接ができないということもあります。

どういうことかというと、確かに無制限ですが、予約枠がある場合のみということです。入会すると予約枠が全くなく、模擬面接の予約ができないというのが大手予備校をはじめあります。例えるなら、「食べ放題だけど食べ物は残っていない。残っていれば食べ放題ですよ」という感じですね。予約枠がないのに「無制限です」と言っているのはかなり悪質だと思います。

奥田恭央
奥田恭央

他に何かありますか?

筒井夢人
筒井夢人

近年特に重要になっている区面接に関することですが、区面接対策がコースに含まれていない予備校も多いと感じます。

区面接は受ければ受かるもの」と考えているのかもしれませんが、私たちがこれまで再三お伝えしてきた通り、2022年頃から区面接で不合格になるケースが増えています(※詳細は下記のリンクから

以前は最終合格して面接に行けば合格でしたが、近年は区面接で落ちることが普通に発生していますので、対策は絶対に必要です。しかし、それがコースに入っていないと、区面接で落ちてしまったり、採用漏れになる可能性もありますので、注意が必要ですね。

筒井夢人
筒井夢人

奥田先生からはいかがでしょうか?

奥田恭央
奥田恭央

私がよく聞くのは、2級職の受験生向けに職場事例問題の講義や対策がないことですね。

2級職の受験生にとって職場事例問題への対策は必須ですが、これがコースに含まれていない、あったとしても入会後に別途オプションや有料となる予備校もあります。2級職を受験される方は、予備校に入る前に職場事例問題への対策や授業があるかどうかを確認したほうが良いと思います。

奥田恭央
奥田恭央

では、第3位に行きたいと思います。

筒井夢人
筒井夢人

第3位は「質問や相談がしづらい環境だった」です!

様々なパターンがありますが、例えば入会前の説明会やセミナーでは「無料でいくらでもメール質問を受け付けますよ」とか「相談いつでもし放題ですよ」と言っているのに、実際に相談すると全然返事が返ってこない、メールの返信が一週間や二週間経ってからなど、質問や相談がしづらい環境は入会後でないと分からないですが、よく聞きます。

奥田恭央
奥田恭央

試験対策を効率的に進める上で、いつでも質問・相談できる環境は大切です!

しかし、そこに労力を割かない予備校もありますので注意が必要です。入会時の相談会やガイダンスでは「いつでも受け付けます」と言っていても、いざ入会すると授業前に質問しようとすると「今は準備中なので後にしてもらえますか」などと拒否されることもあります。

ですので、「なんとなくありますよ」というだけでなく、具体的に電話なのかメールなのか面談なのか、どのようなサポート体制があるかを明確に確認しておいたほうが良いと思います。他の受験生からも後悔したポイントとしてよく聞くところなので、ご注意ください。

奥田恭央
奥田恭央

それでは、第2位をお願いいたします。

筒井夢人
筒井夢人

第2位は「入会後に有料のオプションや講座がたくさん必要だった」です!

セミナーや説明会ではどこの予備校でも総合コースやフルコースといった名前でコースを販売していますが、いざ入ってみるとそのコースに含まれていないオプションが存在し、それが別途有料で追加料金が必要というケースがあります。

筒井夢人
筒井夢人

予備校あるあるだと思いますが、しっかり確認しておかないと危険です!

奥田恭央
奥田恭央

入会後に必要な教材や講座を別途勧誘され、入会時の金額の倍以上に膨れ上がったという事例は本当によく聞きます…

予備校に通う前には、有料の教材や講座がどのようなものが存在し、入会後に購入が必要かどうかを確認したほうが良いですね。フルコースと言っても全然フルコースではないことがあります。

例えば、教材や講座以外にも直前対策やゴールデンウィークの対策など、入会後にも様々な教材・講座を勧誘・営業してくるところがあります。入会前にトータルで必要なものが何かを確認して検討していただければと思います。

ちなみに、Gravityではこの点を明瞭にしており、コースには必要な教材や講座をすべて含んだ上で案内しております。

奥田恭央
奥田恭央

では、最後に第1位に行きたいと思います!

筒井夢人
筒井夢人

栄えある第1位は「値段だけで予備校を決めてしまった」です!

これまでの2位から5位までの話を聞いていただいて、注意すべき点が多いとお分かりいただけたと思いますが、これらを気にせず価格だけで比較して「ここが一番安いから」と選んでしまうパターンです。

その結果、論文対策が不十分、面接対策も不十分、教養試験対策ばかりといった形でミスを犯し、結局「安かろう悪かろう」の状態で本試験に挑んでしまうことが少なくありません。

社会人採用の場合、受験される皆さんの中には既に年齢を重ねている方もいらっしゃいます。そこで「安かろう悪かろう」の予備校で1年、2年、3年と続けると、さらに年齢を重ねて面接で不利になる可能性もあります。

筒井夢人
筒井夢人

値段だけで決めるのは非常に危険だと思います。

奥田恭央
奥田恭央

おっしゃる通り、「安かろう悪かろう」が基本的な問題です。

これまで何度も不合格になっている方の話を聞くと、最初に非常に安いところに入ったために落ちてしまったという方が多いです。また、Gravityの受講生でも他の予備校とのダブルスクールの方が一定数いらっしゃいますが、自慢ですが、ダブルスクールされている方はGravityをメインとして利用されています。

ダブルスクールをすると費用の負担も大きくなりますので、最初が肝心ということで、予備校選びは慎重に、説明会やガイダンスに行っていろいろと質問をして、疑問を解消して自分にとって最適な予備校を選んでいただければと思います。

それでは、本日の話を参考にして、皆さんも後悔のない予備校選びをしてください!

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この記事の筆者
筒井夢人

【最多合格】のGravity┃社会人採用専門予備校Gravity講師┃元TAC講師┃元公務員┃特別区経験者採用(15位合格・新宿区内定)他多数の合格経験┃このサイトでは特別区経験者採用の対策について発信しています。

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