【特別区経験者採用】教養試験で社会科学を勧める理由

今回は特別区経験者採用、教養試験で社会科学を勧める理由というテーマでお届けしたいと思います。

どうして社会科学の話をここで改めてしようと思ったのかというと、

特別区経験者採用試験を受けてみたいと思ってるんです!

という方々から、

人文科学・自然科学・社会科学、どれを重視して対策をしていけばいいでしょうか?

というお話を結構いただくんです。

これに関しまして、私たちGravityは「社会科学が圧倒的にオススメですよ!」ということをセミナーの中でも、あるいはYouTubeでもご案内をしてまいりました。

ですけれども、最近やっと特別区の受験を考え始めたという方もいらっしゃると思いますので、あらためて社会科学を対策することの価値というのをご案内しておきたいと思います。

学習分量が少ない

1点目に、学習分量が少ないところが挙げられます。社会科学は、政治・経済・法律・社会、全てを入れたとしても、人文科学や自然科学と比べたときに圧倒的に学習分量が少ない。

思い返してみていただきたいんですけれども、例えば人文科学。日本史とか世界史とか地理とか色々ある訳ですけれども、とくに日本史や世界史は分量がとてつもなく多いですよね。

大学受験の経験がある方だと何となく分かると思いますし「確かに!」ってところがあるんじゃないでしょうか。自然科学に関しましても、人文科学ほどではないにしても、覚えなきゃいけないことの量はやっぱり多いなという感じがいたします。

それに対して社会科学は明らかにボリュームが少ない。これは働きながら勉強をしなければいけない社会人の方だと、すごく価値を感じるところだと思うんですよ。

とくに特別区経験者採用試験の場合、1次試験の合否は論文で決まります。それを踏まえると、主戦場は論文になってくる訳です。

となると、一般知識科目にはリソースを割り当て過ぎないことが大切になります。そういった観点からも、やはり社会科学はオススメだと言えるでしょう。

範囲が決まっている

2点目に、範囲が決まっているのも大きな魅力ですね。これは何との比較で申し上げているのかというと、時事問題との対比であります。

特別区経験者採用試験においては、必須解答の問題として時事問題が出題されます。必須解答でありますので、当然対策が必要なんですね。

時事問題では、最近の日本のニュース、最近の世界のニュースが出題される訳ですけれども、範囲が膨大ですよね。勿論「傾向的にはこの辺から出てます!」というトレンドは存在はします(Gravityの合格戦略セミナーなどでも紹介)。

ですが、そうは言っても最近の日本・世界のニュース、期間をある程度限定しても、大変なボリュームがあるじゃないですか。はっきり言って、ニュースで取り上げられるものなら何が出てきてもおかしくはない訳です。

つまり、時事問題は範囲が無限に近い。それに対して、社会科学はどうなのか?

年によって例外もありますが、社会科学は教科書から逸脱した範囲は出てきません。その意味で、

・参考書さえやっておけば大丈夫!
・テキストに載っている範囲さえやっておけばイイ!

という安心感・確実性があるわけですね。

つまり、時事問題と比較したときに、社会科学は範囲が決まっているので対策が報われやすい性質があります。皆さん方にあっては「1分1秒たりとも無駄な勉強はしたくない」のが本音でしょう。

勿論、時事問題を疎かにするわけにはいきませんが、どちらのほうが報われやすい科目かと言えば、私はやはり社会科学だと思っております。その意味で、時事問題との比較においても、社会科学は対策する価値があると考えます。

併願対策にも繋がる

3つ目に、併願対策にも繋がりやすい科目です。これを見てくださってる多くの方が、市役所や県庁などを併願なさると思うんですよ。

そのとき、

どうせ特別区の対策をするんだったら、そこでの知識を市役所・県庁の試験でも活かせたらな

と思いますよね?

そこで、なんですが。市役所・県庁で、自然科学と人文科学と社会科学、どれが一番出てくるんだ?といったときに、圧倒的に社会科学の出題数が多いんですよ。

勿論、組織にはよるんですよ?でも、全国的なトレンドとしては、明らかに人文・自然よりも社会科学のほうが出題数が多い。

例えば、特別区経験者採用を受けている方がよく併願をなさっている横浜市や川崎市。この辺の組織においても、やはり社会科学のほうが明らかに出題数が多い。

あるいは、市役所や県庁によっては、人文と自然の出題がなくて、社会科学の出題だけというところもある。そうなると、人文や自然をやるよりも、社会科学をガチガチに固めておくほうが併願対策に繋がると言えるでしょう。

このような観点からも、少なくとも入口の段階では、まずは社会科学をガチガチにトレーニングするのが一番ベターだと思っております。

まとめ

ということで、今回は3つの観点から社会科学の価値をご案内いたしました。

1. 学習分量が少ない
2. 学習範囲が定まっている
3. 併願対策に繋がりやすい

この3つの点から、私たちGravityでは社会科学を推奨しています。とはいえ、言うまでもありませんが、自然科学や人文科学を勉強すること自体は別に悪いことではありません。

他の市役所や県庁では出てくることもありますからね。ですけれども「まずはどれを頑張るべきですか?」と言われたら、間髪入れずに社会科学とお答えします。

ということで「迷ったら社会科学を頑張る!」こういうスタンスで、以降も試験対策を頑張っていただければと思います。それではまた次回の動画でお目にかかりたいと思います。

ありがとうございました。

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この記事の筆者
筒井夢人

【最多合格】のGravity┃社会人採用専門予備校Gravity講師┃元TAC講師┃元公務員┃特別区経験者採用(15位合格・新宿区内定)他多数の合格経験┃このサイトでは特別区経験者採用の対策について発信しています。

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