筒井:「その武器は、何て言うんですか?」
森田:ジーク戦士長ですか?
筒井:「やっぱ喋れんじゃん」
森田:(笑)今回のテーマは何でしょうか?
筒井:今回は、傾向と予想[防災対策編]というテーマでお届けしていきます。
特にこれを見てくださってる多くの方が、特別区の受験を検討なさってると思うんですけれども。やはり気になるのが、論文でどういう出題傾向があって、そしてどういったテーマが出題テーマとして予想されるのかということだと思うんですね。ですので今回は、防災対策にフォーカスをした上で、論文の傾向と予想をご案内していきたいと思います。
ですので、ぜひ最後まで、「見ててくれよおお!クサヴァーさああぁぁん!!」
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防災対策の重要性
筒井:では、後は頼むぞ。イエレナ。
森田:防災は特別区にとって重要なんでしょうか?
筒井:あ、特にこう、イエレナに触れるとか、そういうのはなく…(笑)分かりました、じゃあちょっとご案内していきましょう。
じゃあ、なぜ防災が特別区にとって大事なのか?ということなんですけれども。端的に言ってしまうと、特別区長会が何度も調査研究テーマに選んでいるという点から明らかなんですよね。
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まず、これを見てくださってる皆さん方ね、区長会って何?って思うかもしれないんですけども。特別区長会という組織、これは特別区の23の区長たちから成る組織でありまして。で、この区長会というのが「調査研究テーマ」ということで、現下、特別区において重要であるというテーマ、毎年色々なテーマの調査研究をしてるんですよね。
で、実はこの防災対策に絡んだ話って、ほぼ毎年のように調査研究テーマになっているんですよ。ちょっとこれね、引用してご案内したいと思うんですけども。
まず令和7年度はどういうテーマかというと、『大規模震災時における発災から復興までの施策立案・実施等に係る内部手続き等に関する調査研究』ですね。で、実はその前の年も研究されてるんですよ。令和6年度『帰宅困難者対策における初動対応体制の確立に向けた取組み』。ということで、これまた調査研究テーマになってるんですよね。
ところがですね、これで終わるのかというと、そうは問屋が絶対一個も卸しませんで。次ですよ、令和4年度『水害時の避難及び共同住宅の機能強化』ということで、やっぱり災害だったりとか、防災っていうのがずっとテーマになり続けているんですよね。
ということで、「なんだよもおお!またかよおおぉぉー!」っていうくらい繰り返し出ていますので、これは重要性は明らかなんじゃないかなと感じるところですね。
防災の出題傾向
森田:じゃあ防災の出題傾向って、どういったものがあるんでしょうか?
筒井:これは非常に重要な問いかけですね。ですので、お答えしたいと思うんですけども、
端的に言ってしまうと、巨大地震があった年から直近数年くらいは、防災がテーマとして実は出題されているんですよ。これはね、過去問をしっかり引用しながら紹介をしていきたいと思うんですけども。
古くはですね、2004年からご案内したいと思います。さて、2004年にあった巨大地震といえば何でしょう?森田先生、覚えてらっしゃいます?
森田:(ペラ…)新潟中越地震じゃないですか?
筒井:そうですね。完全に今、ペラっていう音が聞こえましたけれども(笑)確かにそうなんですよね。新潟県中越地域における巨大地震ですね。これ参考までにいうと、私もこれ罹災しましたから。懐かしいですね。
で、2004年に中越地震があって、その翌年の2005年にこういうテーマが出てるんですよ。
【2005年度出題】
昨年発生した新潟県中越地震は、甚大な被害を引き起こし、住民生活に深刻な影響をもたらしました。今後、大都市東京で発生が予測される大地震に対して、その被害を最小限に抑えるためにはどうすべきか、あなたの考えを論じなさい。
ということで、大地震があった翌年、まさに特別区の論文で地震(防災対策)っていうのが出題されてるんですよね。で、実はそれ以降もこういった流れはずっと続いていきます。
次が、2011年の東日本大震災です。これは言わずもがなでありますけれども、2011年にあった東日本大震災、その2011年に首都直下地震に関する問題が出ています。一部を引用すると、
【2011年度出題】
(前略)特別区の現状を踏まえ、災害に強い地域社会のあり方を述べた上で、大震災に対する安全・安心の確保のために特別区が果たすべき役割について、あなたの考えを論じなさい。
ということで、やっぱり直近で出てるんですよね。でも、東日本大震災とか中越地震って、若干ですけれども時間的に離れてるじゃんと思う方もいるかもしれないんですが、それ以降もこの流れは変わりません。
これもご案内しますけれども、ちょうど10年前ですね。2016年の熊本地震です。すなわち、前回の熊本地震ですね。このときにもこういったテーマが出ています。
【2018年度出題】※保健師
大規模災害が発生した場合に、被災した住民の健康をいかに維持していくのかが熊本地震や九州北部豪雨などの被災地で大きな課題となりました。(中略)このような状況を踏まえ、今後、首都直下型地震などにより災害が発生した場合に、被災した住民の健康を守るために、特別区の保健師としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい。
これは保健師の問題ではあるんですけども、やはり巨大地震があった直後ですよね。
で、もっと直近をご案内しましょう。2024年の能登半島地震ですね。この次の年、2025年にこういう問題が出ました。
【2025年度出題】
令和5年に東京都は「首都直下地震等による東京の被害想定」を踏まえ、女性や高齢者、障害者等の要配慮者等の視点を取り入れた東京都地域防災計画の修正を行いました。(中略)このような状況を踏まえ、地震に対する防災力の強化について、特別区職員としてどのように取り組むべきか、あなたの考えを論じなさい。
ということで、やっぱり20年前から直近に至るまで、ずーっと巨大地震があった直後、あるいは直近数年間っていうのは、防災がらみのテーマがほとんど必ずと言っていいほど出題されているんです。
ということでもありますので、これを見ている皆さん方もね、もしかしたらこういう傾向ってのはご存知なかったかもしれないですけども、こういった傾向が明確に特別区にはあるんだということをぜひ知っておいていただきたいなと思います。
出題可能性
森田:ということは、直近で令和8年熊本地震があったことを踏まえると、論文での出題がやっぱり予想されるんでしょうか?
筒井:そうですね。私はこれまでの傾向を前提とすると、少なくともここ直近数年間っていうのは、論文での出題は可能性が高いなと感じています。
特に令和8年熊本地震につきましては、まだ被災者の方の復興だったりとか、そういったものもまだまだ進んでいない状況でありますし、復興の目処すらおそらく現段階では立っていない状況だと思います。
ですので、少なくともこの令和8年熊本地震の問題が収束するまでの間というのは、論文での出題は可能性として排除できない、絶対に準備しておくべきではないかというのが私の見解ですね。
森田:ちなみに今回は論文に関する話でしたけれども、面接でも防災に関する質問はあり得ますか?
筒井:うーん、これは非常に良い問いかけでありまして。端的に申し上げますと、面接で突発的に聞かれる可能性はやはり排除できないと思います。
で、まず準備しておかなくてはならないのが、これを見ている皆さん方の中で、特別区に入ってからやりたい仕事が防災とか危機管理系の仕事ですっていう方々ですよね。この方々は、やはり直近で熊本地震があったということを踏まえると、面接で聞かれる可能性は高いので、しっかりガードを固めておくべきなのは言うまでもありません。
でもそれ以外にも、特別区はいわゆる知識系質問ですね。突発的に「こういう問題についてあなたはどう思いますか?」という質問が毎年必ず浴びせかけられるわけですけれども、特にこのように直近あまりにも巨大な災害が起きたということを踏まえると、「特別区でもこういうことが起こることってあると思うんですけど、」という文脈で、面接での突発質問というのはやはりあり得るなと思います。
ですので、ぜひこれを見ている皆さん方にあっては、防災関連に従事したいという方以外の皆さん方も、しっかり地震とかそういったものについての考えはまとめておくこと、そしてそれを話せるようにしておくことはすごく重要かなと思います。
ということで今回は、傾向と予想[防災対策編]というご案内をいたしました。ぜひ皆さん方にあっては、防災、直近数年間は絶対にガードを固めておくべきテーマだと思いますので、今回の内容を参考にしながら、ご自身なりに対策を進めてみてください。
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