【特別区経験者採用】時事問題対策

【相談内容】

特別区経験者採用を受験予定の者です。

時事問題について、2月から8月までの範囲を新聞ダイジェストで補っていこうと考えています。勉強するにあたって新聞ダイジェストに書かれている記事の内容についてどこまで覚える必要があるか教えていただきたいです。

よろしくお願いします。

【はじめに】

特別区経験者採用の時事問題対策を『新聞ダイジェスト』で行いたいが、どこまで読めばよいのか、どのあたりに目を通しておけばよいのか。そういうご相談です。

この点についての私の見解を述べます。

社説の読み比べ

1点目は、社説の読み比べのコーナーです。『新聞ダイジェスト』には、各紙の社説を読み比べるコーナーが掲載されています。

ここに目を通しておくと、時事対策として役立つのはもちろん、副次的な効果として論文の地力を伸ばすことができます。

社説にはさまざまな構造がありますが、よくあるのは「ある社会問題に対して政府がこのような対応をとっている。しかしその対応にはこうした課題や欠陥がある。したがって、もっとこうしたアプローチが必要だ」という流れです。

政府の対策、それに伴う課題、そして必要な対応。これは論文の構造に非常によく似ています。論文でも「このような社会問題があり、こうした課題がある。あるいはこの問題はこうした原因で起きている。だからこうした対策が必要だ」という流れで書くのが基本だからです。

社説と論文の構造が似ている以上、社説に数多く目を通しておけば、知らないうちに論文の構造が身についていきます。

特別区経験者採用試験では論文が何よりも重要ですから、その地力を高めるという意味でも、社説の読み比べはじっくり読んでおく価値があるでしょう。

政治と経済と社会

2点目は、社説の読み比べの後ろにある「政治」「経済」「社会」の項目です。

直近の政治・経済・社会のニュースがまとめられており、ひととおり目を通しておくだけでも時事対策として役立ちます。

加えて、この項目にはもう1つ価値があります。社会科学と部分的に重なっているのです。

特別区経験者採用試験の一般知識で重要なのは、時事問題と社会科学の2つだと私は考えています。この2つは内容的に重なる部分があります。

つまり『新聞ダイジェスト』で政治・経済・社会の時事的な内容を押さえておくと、社会科学の問題で選択肢を絞り込む際にも役立つ場合があるわけです。

特に、科目を絞り込んで時事と社会科学に特化して臨む方は、この項目を読み込んでおくことで、社会科学の得点率向上にもつながるでしょう。

模擬試験と用語解説

3点目は、『新聞ダイジェスト』の巻末にある時事問題の模擬試験と最新時事用語の解説です。

模擬試験には、公務員試験で出題されそうな問題が何本か載っています。中には、そのまま本試験に出てもおかしくないような内容もあります。

知識を定着させるには、実際に問題を解くアプローチが非常に重要です。「時事はどこで練習すればよいのか」と感じている方は多いでしょうが、巻末の模擬試験に取り組んでおくだけでも、本試験での得点率は変わってきます。

最新時事用語の解説も、簡潔にまとまっています。『速攻の時事』に載っている範囲より後のトピックを追いかけるのは大変ですが、このようにまとめられていれば、ひととおり目を通すことはできるはずです。

一つひとつの定義を丁寧に覚える必要はありません。その言葉がおおよそ何を意味するのかを把握しておくだけでも、選択肢を見たときに「これは違う」と判断する材料になります。

新聞ダイジェストと併せて

『新聞ダイジェスト』で目を通しておくべきなのは、社説の読み比べ、政治・経済・社会、時事問題の模擬試験、最新時事用語の解説。以上の4か所です。

そのうえで、最後に1つアドバイスを。『新聞ダイジェスト』と併せて、Gravityと奥田先生のX(旧Twitter)をフォローしておくことを強くおすすめします。

というのも、4か所に絞ったとはいえ、実際に読んでみるとそれなりのボリュームがあります。そもそも『新聞ダイジェスト』は1冊170〜180ページほどあり、全部に目を通せば『速攻の時事』1冊に匹敵する分量です。それを毎月読み続けるのは、相当な負担でしょう。

しかも、政治・経済・社会の中には「これは特別区経験者採用の時事では出ないだろう」というトピックも含まれています。私や奥田先生のようなプロが見れば判別できますが、独学でそれを見抜くのは難しいはずです。

そこで役立つのが、GravityやX上での発信です。試験で重要になりそうな内容に絞って発信していますから、そこで触れられたトピックは本試験で出題される可能性が高いと言えます。

Xの投稿は文字数が限られますので、「もっと詳しく知りたい」と思ったら、その部分だけ『新聞ダイジェスト』に戻ってしっかり読む。このように、まずXで重要なところの当たりをつけ、次に『新聞ダイジェスト』で深掘りするという多段階のアプローチが取れます。

時事問題について、全員が『新聞ダイジェスト』を隅々まで読み込む必要はありません。しかし経験者採用試験で時事が重要なのは事実です。不安でどう対策すればよいか分からないという方は、今回の内容を参考に進めてみてください。

なお、過去問を使うときの注意点については、下記の記事で詳しく解説しています。

✅2700名以上が登録中の公式LINE!

Gravity公式LINEのご案内

特別区経験者採用を受験するなら登録必須のGravity公式LINE!
受験生のほとんど(2700名以上)が登録中で、既に有料級情報を手に入れてます!

✅1位合格者の面接復元
✅初学者向け合格ロードマップ
✅面接対策「試験概要」解説講義
✅2級職「職場事例問題」解説講義
✅「1級職 or 2級職」オススメ級診断

ご登録は下記ボタンから!

この記事の筆者
筒井夢人

公務員試験「社会人採用」専門予備校Gravity副代表兼専属講師┃元TAC講師┃元公務員┃特別区経験者採用(15位合格・新宿区内定)他多数の合格経験┃このサイトでは特別区経験者採用の対策について発信しています。

教養対策