【相談内容】
特別区経験者採用の受験にあたり、Gravity様も含めた予備校の利用を検討しています。
その際、教室講座と通信講座のどちらにするかで迷っています。
筒井先生はどちらがおすすめでしょうか?
【はじめに】
予備校を利用するにあたって、教室講座を選ぶか通信講座を選ぶのかは悩むもの。
ですので、実際に予備校で教壇に立つプロ講師の視点から、どちらがオススメかをご案内いたします。
それ以外に、予備校業界の闇とでも言うべき「暗部」についても触れることにしましょう。
これから予備校を選ぶ方は是非注意してください。
それでは早速参りましょう。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
社会人なら通信講座
情報量が少ないので、確たることはなかなか申し上げにくいんですが、質問者さんが社会人であることを前提にするのであれば、通信講座の方が良いのではないかと思います。
どうしてかと言いますと、社会人の場合、教室講座に通おうと思っても現実的になかなか通えないと思うからなんですよね。学生だったら話は別なんですけれども、社会人の皆さん方の場合、少なくとも多くの方は月曜日から金曜日までフルタイムの労働を強いられてる。
17時に仕事が終わりますという人は、現代日本だと超少数派だと思うんですよ。ほとんどの方は恐らく19時、20時、そのぐらいまで労働をなさっていて、家に着くのは21時とかでしょう。
現実的にその生活の中に、教室講座に通うってかなり難しくないですか?
っていう方もいらっしゃるかもしれないですけれども、それにしたってですよ。例えば家族がいらっしゃる方だったら家族サービスをしなきゃいけない。
あるいは最近子供が生まれてっていう方だったら、お子さんの面倒も見なきゃいけない。そういう風に、イレギュラーな事態というのが、土日であったとしても社会人・家族持ちの方って起こりがちだと思うんですよ。
そう考えると、教室に通う時間を確保すること自体がとても大変なんじゃないかなと。教室講義の場合、始まる時間が決まっていて、必ずそこに行かなきゃいけない。
だけれども、イレギュラーなイベントのせいで行けないことが出てくると思うんですよ。であれば、通信講座にした上で、勉強できる時間を確保できた時に自宅で勉強ができるスタイルの方が、日々の生活の中に勉強を組み込むことが容易いのではないかと私は思うので、社会人の方は通信講座の方がいいと思いますね。
通信講座の注意点
ただし、通信講座には通信講座で注意しなきゃいけないポイントがありまして。
最大のものは何と言いましても、モチベーションの維持が大変だというところです。つまりですね、教室講座であれば教室に行って講師やアドバイザーと触れ合うことができるので、モチベーション下がっちゃったなという時も、そういう人たちと関わることによってモチベーションをキープしやすい。
一方で、完全な通信講座の場合、講師やアドバイザーと直接接する機会がものすごく少ないので、モチベーションが下がりやすい。キープしていくのが大変というところがあります。
そのため、例えばGravityの場合には、
・週1回行う音声配信で、モチベーションが上がるような話・役立つ話を配信
・定期的にセミナーを開催し、特別区経験者採用試験を有利に進める情報をリアルでお伝え
このような形で様々なイベントを組み込んでいます。ということで、Gravityは通信講座をメインにはしておりますけれども、ただその中でもリアルでの触れ合いを重視しています。
こういったものがないとモチベーションの維持がすごく難しいだろうということで、あえてそういうリアルでのイベント、直接触れ合う場を意図して設けています。
ですので、例えば質問者さんがGravity以外の予備校も検討なさっているのであれば、こういったリアルでの講師・アドバイザーとの関わりがどれぐらい確保されているのか。予備校を選ぶ際、あるいは通信講座を選ぶ際にはそういったところも注意していただきたいと思います。
社会人の場合、学習を継続していく上で一番厄介なのがモチベーションの維持になってきますので、そういったリアルでの接触機会がどれぐらいあるのか?個別での対応がどれぐらいあるのか?こういったところには注意してくださいね。
予備校業界の闇
そして最後に注意しておいていただきたいのが、オプション講座の有無であります。
これは予備校業界の闇と言ってもいいと思うんですけれども、本試験の直前になりますと、予備校側がこれまで全く予告・案内していなかった直前対策のオプション講座とか、あるいは模範答案を販売しますとか、そういうオプションをいきなり出してきます。
なぜ直前期にそういうものの販売を始めるのかというと、いわゆる不安解消マーケティングですね。本試験直前の受験生は不安がピークに達しておりますので、その不安を解消するために、
・これさえ受ければ絶対合格できますよ!
という売り文句につられやすいわけです。
これは公務員試験の予備校だけではなくて、大学受験・高校受験・中学受験。こういった各種予備校が軒並み採用してる手法であります。
その意味では、予備校側にとってはある種一般的なビジネスのスタイル・販売の方法と言ってもいいかもしれません。しかし、これを見てくださっている消費者側の皆さん方にとっては、入るタイミングでは何にも言われてなかったのに、直前になってから高額なオプションを売りつけられるって、ちょっとなぁ…っていうところがありますよね?
ですので、ぜひ皆さん方にあっては、申込をする前のタイミングで必ず
と、予備校側に確認をしてください。その時にですね、
という聞き方をすると、恐らく予備校側は
・まだ検討中でして…
と、ぼやかした回答をしてくると思います。ですので、それ対策として、
と確認してみてください。それであれば、過去の事実は確定しておりますので、オプション講座があったか・なかったかがそこではっきりするでしょう。
仮にそのように聞いてみたときに、予備校側がオプション講座があったか・なかったかをあまり言いたがらない。あるいは、価格についてもなかなか教えてくれないということであれば、皆さん方がその予備校を選んだときに、直前にオプション講座を販売される可能性は極めて高いと思います。
全ての予備校がそういうスタイルを取っているわけではありませんし、売っている商品の中には良いものもあるかもしれません。
けれども、少なくとも皆さん方としてはオプション講座があるのか・ないのか。価格がどのぐらいなのか、というのは事前に判断材料として知っておきたいじゃないですか。
ですので、予備校を選ぶ際には、オプション講座が昨年、一昨年はあったか?その価格はいくらだったのか?というのをチェックしていただきたいと思ってます。
勿論、これはGravityも例外ではありません。Gravityの利用を検討なさっている方も、心配な場合にはオプション講座はありますか?価格はいくらぐらいですか?というのをきっちり聞いてから、安心した上で選んでいただきたいと思っております。
参考までに申し上げますと、弊社Gravityにおきましては、模擬面接・論文添削・個別コンサルを追加で受けたい場合にはどうしても追加料金が発生してしまうんですが、それ以外のサービスにつきましては一切オプション料金を設定しておりません。
コース料金として設定されている価格が全てでありますので、ぜひご安心いただきたいと思っております。
ということで、今回は皆さん方に教室講座と通信講座、どちらがいいのかについて3つの点をご案内いたしました。
今回の話を聞いて、
と、ちょっと不安な気持ちが出てきた方もいるかもしれないんですけれども。ただ、そう申し上げた上で、予備校を上手く利用すれば、独学よりも遥かに効率的かつ確実に最終合格を勝ち取ることができます。
ですので、良い予備校を選ぶために、事前のタイミングで注意を払っておいていただきたいと思います。なお、予備校選びのポイントについては、Gravity代表の奥田恭央先生が優れた記事を書いてらっしゃるので、下記のURLから併せてご覧ください。
ということで今回の相談内容への回答は以上となります。また次回の記事でお目にかかりたいと思います。
ありがとうございました。
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